夏ストールをおしゃれに着こなす!着こなしポイントからお手入れ方法まで紹介

ストール

夏は太陽の日差しがキツいから首を露出したくないという人におすすめのアイテムが「夏ストール」です。

ただ、どんな夏ストールを選んだら良いか、どうやって使ったら良いか分からないという人も多いのではないでしょうか?

今回は、夏ストールをおしゃれに着こなすためのポイントやストールのお手入れ方法などを紹介していきます。季節にぴったりのストールを見つける参考にしてみてください!

目次

ストールの素材と特徴

そもそもストールってどんな種類があるの?という人のためにストールの種類やその特徴を紹介します。

ストールの特徴について理解することで、夏にぴったりのストールが見えてきます!

化学繊維と天然繊維

ストールの素材は「化学繊維」と「天然繊維」の2つがあり、簡単に説明すると人工的なものか自然のものかという違いです。

化学繊維」は、人工的に石油などから製造される繊維です。ストールには、主にポリエステルナイロンアクリルビスコースなどの化学繊維がよく使用されています。

・メイン素材がポリエステルのストール

引用元:Amazon|GHJC ストール

天然繊維」は、化学繊維とは反対で人工的に作られていない繊維で、植物繊維と動物繊維に分けることができます。植物繊維には綿(コットン)麻(リネン)、動物繊維には羊毛(ウール)カシミヤ絹(シルク)などが挙げられます。

・リネン100%のストール

引用元:Amazon|UNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ) リネンストール

化学繊維のメリットとデメリット

次にそれぞれの繊維のメリットとデメリットについて紹介していきます。

化学繊維は、簡単に大量生産が可能なので価格が安いものが多いです。そして、シワになりにくかったり、伸び縮みがあまりないという特徴があるので、洗濯をしても型崩れしにくいというメリットがあります。

一方で、「化繊負け(かせんまけ)」というデメリットもあります。化繊負けという言葉ご存知でしょうか?化繊とは化学繊維のことです。

つまり化学繊維が肌に合わないことが原因となって痒みやかぶれ、湿疹などを引き起こしてしまうことがあるのです。

夏は汗もかきますし、首はデリケートな部位でもあるので、敏感肌の人は、この化繊負けが起きてしまう可能性が考えられます。

天然繊維のメリットとデメリット

次に天然繊維のメリットとデメリットについて紹介します。

天然繊維は見た目がよく肌触りの良いものが多いということと、通気性がよく乾きやすいというメリットがあります。また、長く使うことで風合いがまして、味が出るという特徴もあります。

一方で、デメリットは製造に手間がかかるため値段が高価なものが多いです。湿度によって伸縮したりシワになりやすいために日頃のお手入れが大変というデメリットもありますね。

夏ストールは天然繊維を選ぼう!

化学繊維は安価で使い勝手が良いというメリットはあるものの化繊負けが懸念されます。

なので、夏ストールには天然繊維のものを選びましょう。使いやすい素材はリネン、コットン、シルクなどです。

また、室内の冷房対策にはシルク、ウール、カシミアなどの素材がおすすめです!

夏ストールを使ったコーデの3つのポイント

それではいよいよ夏ストールを使ったコーディネートで気をつけるポイントを3つ紹介します。

紹介するポイントをしっかりと抑えておしゃれに夏ストールを着こなしましょう!

①服装はシンプルに

1つ目のポイントは、服装をシンプルにすることです。

ストールは、コーディネートにおいてアクセントの役割があるので、他の服装をシンプルにすることでストールの印象が増して全体的にバランスの良いコーディネートになります。

派手な柄の服装やカラフルなコーディネート場合だとストールを合わせることが難しく、統一感のない印象を与えてしまうかもしれません。

ストール初心者の人は、無地のストールを選ぶというのももちろん良い方法ではありますが、服装をシンプルにすることで、柄のあるストールをおしゃれに着こなせるでしょう!また、夏は自然とシンプルな服装になりがちなので、ストールが良いアクセントになってくれるのも便利なポイントです。

②色と比率に注意する

2つ目のポイントは、ファッションに取り入れる色をとその比率に注意することです。

ファッションの基本でもあるコーディネートを3色でまとめましょう。3色は比率の高い方から順に、ベースカラー、アソートカラー、そしてアクセントカラーと言います。

ベースカラーはコーディネート全体の50%以上を占める色のことを指し、基本的にはトップスがベースになります。アソートカラーは全体で30%〜40%ほどの割合を占める色で、主にボトムスがその役割を果たします。アクセントカラーは「差し色」とも言われ、全体の10%前後の割合を占める色です。

ストールは最も割合の低いアクセントカラーとして使うとコーディネートにまとまりが生まれます。

・配色の例

もちろん厳密にこの3色を守らなければいけないということではありませんし、他のアイテムと組み合わせてベースカラーやアソートカラーにストールの色を持っていっても問題ありません。

ただ、カラーと比率を守ることでコーディネートが一気にまとまりやすくなるので意識しておくのも良いでしょう。

③明るい色を選んで明るい印象に

3つ目のポイントは、明るい色のストールを選んで印象を明るくしようということです。

ストールは顔に近いのでストールの色が顔の明るさにかなり影響を与えます。

なので、明るいカラーのストールを選んで、顔を明るく演出しましょう!明るい色のストールはレフ版の役目になってくれるので、肌を輝かせて健康的な印象を与えます。先程紹介したようにコーディネートの色やバランスにもよりますが、夏ストールは白がおすすめです。

他にも明るめのブルーやグリーン、イエローなどのカラーも明るい印象になります。

ストールのお手入れの方法

もちろんストールはずっと使えるということはなく、少しずつ消耗していってしまいます。しかし、実際のお手入れの仕方は意外と知らない人もいるのではないでしょうか?

具体的な方法について紹介します。

日頃のお手入れ

日頃のお手入れでは、汚れやほこりをきちんと落として、生地を良い状態保ちでましょう。汚れなどが残っていると黄ばみなどの原因となってしまいます。

ブラッシングをして汚れを落としてから陰干ししましょう!

シワができたらアイロンを使用してシワを伸ばしてください。

当て布をしてスチームを使うとシワがよく伸びますが、スチームを使用した後はストールの繊維に湿気が入るので陰干しをしましょう。

色落ちの原因となる汗はすぐに落とそう

スカーフにとって汗は天敵です!

汗は変色や色落ちの原因になってしまうので、汗がスカーフについてしまったらなるべく早く洗濯しましょう。しかし、シルクなどデリケートな素材を使っていてすぐに洗濯できないものもあります。

その時は適度に絞ったぬれタオルなどで叩くようにして汗を落として、日陰でしっかり干しましょう。

保管時の虫食いや湿気には要注意

保管方法は、ストールの状態を劣化させないためになるべく湿度の低い場所に保管しましょう。夏ストールの場合は、虫食いのリスクもありますので防虫剤を使用すると安心です。

特にシルク素材のストールは虫食いに弱いので注意してください!

ストールをおしゃれに着こなして夏を楽しもう!

夏ストールをおしゃれに着こなせればメリットがたくさん!

強い日差しから肌を守り、普段シンプルになりがちな夏服にアクセントをつけることができます。長く使うためのお手入れも欠かさないことにも注意して、夏ストールを着こなして夏を存分に楽しみましょう!


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