テレビCMで話題沸騰している『 UQ モバイル』 の利用者が今爆発的に増え続けています。 人気の理由は料金の安さだけでなく、使い勝手や通信速度の速さが評価されています。
今回は注目の UQモバイル(UQ mobile)と大手キャリアとの比較やそのメリット、デメリットについて解説していきます!
目次
「UQモバイル」とは?
UQモバイルは、UQコミュニケーションズ株式会社(KDDI の子会社)が運営している格安スマホです(沖縄の運営はUQ モバイル沖縄)。
UQ コミュニケーションズ株式会社は、モバイルWi-Fiルーターの「UQ WiMAX」も手掛けています。
3大キャリアと「格安SIM」の違いについて
ここでは UQ mobile の詳しい解説の前に、大手キャリアと「格安SIM 」の違いについて説明します。まずは下記の表をご覧ください。
【格安SIMと大手キャリアとの違い】
大手キャリア | 格安 SIM 業者 | |
料金 | 高い | 安い |
通信速度 | 早い (安定している) | 遅い |
販売方法 | 店舗や Web | WEBがメイン |
支払い方法 | クレジットカード・銀行振込 | クレジットカード |
大手キャリアの NTTドコモやau、ソフトバンクでは、料金は高めですが通信の品質やサービスに優れています。
逆に一般的な「格安 SIM 」は、料金は安いですが混雑時の通信速度が遅かったり、端末故障時に「修理依頼」を自分でメーカーに出す必要があるなど、トラブルや保証に弱い所があります。
UQ mobileは格安SIMとキャリア(両方)のいいとこどり!
UQ モバイルは、 キャリアの長所と「格安 SIM」の長所を兼ね備えた、「いいとこどり」のサービスになっています。
UQ モバイルの通信速度は、大手キャリアに負けない通信速度を実現しています。また全国各地に実店舗を構えているので、端末の修理対応や乗り換えサポートなどのサービスを受けることができます。
さらに月額料金は「格安 SIM」としての料金設定になっているので、大手キャリアなみのサービスを「格安料金」で受けることができるのです。
UQモバイル(UQ mobile)の料金プランはこれだ!

UQモバイル の主なプランや月額料金は下記です。
【UQモバイルのプランと月額の料金】
プラン | 料金 | 高速通信容量 | 回線 | |
音声通話 SIM | くりこしプラン S | 1,628円/月 | 3GB/月 | au |
// | くりこしプラン M | 2,728円/月 | 15GB/月 | au |
// | くりこしプラン L | 3,828円/月 | 25GB/月 | au |
データ通信 | データ高速プラン | 1,078円/月 | 3GB/月 | au |
// | データ無制限プラン | 2,178円/月 | 無制限 | au |
UQモバイル一押しのベストプラン
家で使用するケースのベストプランは、『くりこしプラン S 』です。
月額の料金が1,628円という驚きの安さが魅力です。それ格安の金額にもかかわらずキャリア並みのスピードとサービスがあるのですから、 実にコストパフォーマンスの優れたプランです。
3 GB の容量では、たくさんの動画やゲームを楽しみたいというヘビーユーザーの方には物足りないですが、一般的な利用の場合なら何の問題もないでしょう。ちなみに UQ モバイルでは、データ容量を追加で購入することもできます。( 220円/100MB ・ 550円/500MB )
使って分かる!UQモバイルの6つのメリット!
UQモバイルにはたくさんのメリットがありますが、まとめると次の6つのメリットに集約されます。
メリット1:通信速度が早くて安定している
先ほども述べましたが、 通信速度と安定性は最も大きなメリットの一つといえるでしょう。
格安SIMは混雑時に速度が低下する傾向があり、特にのランチタイム(12時~13時)の時間帯は、下り1 Mbps を下回ることが多く、イライラしてストレスが溜まります。
しかし、 UQモバイル はキャリアと比べても引けをとらないスピードを維持できるので、昼夜を問わず快適に利用できるのが嬉しい限りです。
メリット2:くりこしプランS(音声通話付き3GB1,628円)はau回線の中でも安い
2021年2月1日から新しく登場した「くりこしプラン」は、家族割適用の料金プランでしたが、新しいプランでは誰でも1,628円という条件適用なしのシンプルな料金設定になりました。
くりこしプラン( 1,628円/3GB )は、au回線を使用しているスマホの中でナンバーワンの最安値です。
メリット3:ユーザーに優しいデータ繰り越しや高速・低速切換が簡単に行える
同月に使い切れず余ったデータを翌月に回すことができる「データ繰り越し」や、高速低速の切り替えが簡単に行えるなど、 データの管理がユーザーに寄り添ったサービスを展開しています。
メリット4:iPhoneやAndroidの人気端末が安価で入手できる!
UQ モバイルでは人気の iPhone や 多くの人に親しまれている日本メーカー 、コストパフォーマンス抜群の海外メーカーなど多くの端末が用意されています。
その中から自分に合った端末を選んで 、UQ モバイルのお得な料金設定で快適なスマホライフを楽しみましょう。 ここでは UQ モバイルから発売されている端末の中からおすすめの4機種を紹介します。
UQ モバイル端末価格(2021年6月26日時点)
モデル名 | 特徴 | 端末価格 |
iPhone 12 | IPhone シリーズ初の5G 端末 | 86,760円 |
iPhone 12 mini | IPhone シリーズ初の5G 端末 | 73,080円 |
AQUOS Sense 5G | 人気の定番モデル/5G対応 | 22,680円 |
OPPO A54 5G | 大画面と大容量バッテリー/5G対応 | 11,880円 |
メリット5:取扱店、UQスポットを全国展開している
UQモバイル の取扱を行っている専門ショップ 「UQ スポット」は全国に展開されていて、 2020年4月の時点で店舗数は180店舗まで拡大しています。故障や新規契約など、とにかく近くに専門ショップがあると安心ですよね。
メリット6:口座振替を使っての支払いが可能
格安 SIM を取り扱う会社は、 支払い方法にクレジットカードを採用していることが多く、そういった場合、クレジットカードを持っていないと申し込みできません。 UQ モバイルでは数少ない口座振替に対応しているので、クレジットカードがなくても契約可能です。
UQモバイル3つのデメリット

UQ モバイルにはたくさんのメリットがありますが、その一方でいくつかのデメリットも存在します。 以下の3つの注意点がそのデメリットと言えるでしょう。
デメリット1:端末の制限や相性がある
UQ モバイルは、格安SIMではほとんど使用していない「au 回線」を使用しています。
ドコモ回線の格安SIMは SIM ロック解除不要ですが、 UQ モバイルは、auVoLTEに対応する機種はSIM ロック解除が必ず必要です。
逆にauVoLTEに非対応の機種は SIM ロックの解除は不要です。 このような対応、非対応の処理の複雑さやsimカードの選択が、初心者のユーザーを戸惑わせてしまうことにもなります。
デメリット2:選べるプランが3つしかない
UQ モバイルで現在選択できるプランは「くりこしプラン S/M/L」と「データ高速プラン」、「データ無制限プラン」の3つのみです。
もう少しデータ容量のバリエーションを増やしてほしいというのが本音です。
デメリット3:対応できる通信回線がLTEしか掴まない
UQ モバイルは利用できる通信回線が LTE回線に限られるため 、地方に行った場合や地下にいる時に電波が入らない恐れがあります。
しかし、現実的には auのLTE 回線は人口カバー率99%と 広いサポート範囲に及んでいるので、電波が圏外になることは珍しいと思います。
UQモバイルはこんな人にオススメ!
この記事では、 UQモバイルの通信速度やプラン、コストパフォーマンスの良さ等を、大手のキャリアとの比較を通じて解説してきました。
そして最後にそれを踏まえて 、下記の表に当てはまる人には「UQモバイル」をおすすめします。
☆UQ モバイル をオススメできる人は下記のような人です!
・ いつでもどこでも快適に ネットサーフィンや動画視聴をしたい |
・ 通話の時間が多い方 |
・家族全員で格安SIMへの乗り換えを希望している方 |
・現在使用している端末が au の iPhone の方 |