借金は減らせる?気になる借金の減額方法やデメリットを徹底解説!

借金返済

あなたが現在抱えている借金を減額できると言われたら、誰しも減額したいと考えるはずですよね!

借金には合法的に減額する方法があり、それらを利用することで早くの完済が期待できます。

そこで今回は、借金を減額させる方法や気になるデメリットなどを紹介します。

目次

借金を減らすにはどんな方法がある?

借金の減額方法は、大きく分けて「債務整理」「過払い金請求」「金利を下げる」の3つです。

名前は聞いたことあるけど詳しく分からない…という人もいるのではないでしょうか?まずはこれらの特徴について簡単に紹介していきます。

①債務整理

債務整理は国が認めている借金に悩む人々を救う制度で、支払うことができなくなった借金を減額したり、支払いに猶予を持たせるための手続きです。

債務整理には、3つの種類があります。

任意整理借入先と交渉して、借金の返済額の一部減額をしてもらう手続き(主に利息部分)裁判所を通さないので費用が安く済む
個人再生借金を大幅に減額して最低限返済をするための手続き(8割程度の減額
自己破産裁判所に「破産申立書」を提出して、認められれば、養育費などの一部を除いて全ての借金をゼロにする手続き

これらの債務整理を利用することで大幅な減額ができます。

しかし、信用情報機関のブラックリストに5〜10年載ってしまうなどのデメリットもあります。特に、自己破産は自分の所有する資産を失うだけでなく、払えなかった借金を保証人が支払わなければならないなどのデメリットもあるので注意しなければなりません。

債務整理を考えている人は弁護士もしくは司法書士に相談してみましょう!無料で相談できる事務所もあるので安心です。

②過払い金請求 

過払い金」とは、本来支払う必要がなかったのにもかかわらず、支払っていたお金のことで、高い金利で借入を続けていると知らずしらずのうちに払っていたということがあります。

この過払い金は本来払う必要のにお金なので、「過払い金請求」をすることで返ってきます。

過払い金はグレーゾーンでの金利(15%〜29.2%)での借入を行っていた場合、発生している可能性があります。例えば、30万円を消費者金融から借りていたとすると月々の利息はおよそ4500円です。もし確認してみてこれより大金利息がついていた場合、過払い金が発生している可能性が高くなります。

過払い金請求の1番のデメリットは、借金を完済しないうちに行うと債務整理したことと同じになってしまい信用情報機関に自己情報が登録されて、新規の借入やクレジットカードなどの作成ができなくなるというデメリットがあります。なので、借金返済中の過払い金請求をしてしまうと日常生活に支障が出てしまう可能性もあるので注意しなければなりません!

③金利を下げる

借金をする時には、借りる側が苦しむのが「金利」です。この金利が高ければ支払う側の利息が上がってしまい、借金の返済総額が増えてしまいます。逆を言うと、金利を下げることができれば、返済する総額も下げることができます。

方法は2つ。「カードローンを借り換え」と「おまとめローン」の利用です。

カードローンの借り換え」は、現在契約しているカードローンを別のものに乗り換えることです。現在契約しているカードローンの金利の方が高い場合に有効な方法で、利息を減らすことができ月々の返済額を抑えることができます。

デメリットは、再審査が必要となる点です。審査基準についてはそれぞれのカードローン会社によって異なるので、審査に通過できるかどうかの各会社の判断によります。

また、乗り換えたとしても返済方式によっては返済総額が増えてしまう場合もあります。乗り換えるかどうかはよく考えて、カードローンの会社に相談してみるのが良いでしょう。

おまとめローンは、複数の金融機関からのローンの借入を1つの借入先にまとめてしまう方法です。ローンをまとめ、借金を1つにすることで、 これまでよりも金利や月々の返済額が低くなり返済負担を抑えることができます。また、新しいカードローン会社を1社からの融資を受けて、これまで借りていた会社全て完済することで借入先を1社に絞ることができるメリットがあります。

デメリットは、カード借り換えと同じく審査に通るとは限らないということですまた、カードの審査に通ったとしてもおまとめローンは月々の返済額を減らすことができますが、返済期間は長くなってしまいます。返済期間が長くなると支払い総額が増えてしまう可能性もあるので気をつけましょう。

結局、借金を減らすにはどうしたら良い?

ここまで、借金を減らすための方法を紹介してきました。借金の元金自体を減らす債務整理や過払い金請求、そして借入先を見直して金利を下げる方法。

ただ、それぞれにデメリットもあって結局自分の借金を減らすにはどうしたら良いの?と思った人も多いはずです。

借金を効率良く減らして早くに完済するためには、自分の借入額や返済の計画などにあっている方法を選ばなければなりません。

借金減額診断をしてみる

まず、インターネットを使って無料で簡単にできる借金減額診断から紹介します。

借金減額診断は、パソコンやスマホでアクセスして借りている量やその長さ、どのくらい返したかなどの借金に関する簡単な情報を入力すると、現在の借金をどのくらい減らすことができるかをシミレーションしてくれます!

ちなみに減額できる可能性が高い人は以下の特徴のある人です。

・クレジットカードを2枚以上持っている
・リボ払いを利用している
・金利が15%以上である
・5年以上消費者金融から融資を受けている

この無料診断で減額可能という診断を受けた場合、その後は弁護士の指導のもとで債務整理や過払金請求といった手段で借金の減額をします。気になった人はぜひ減額診断を利用してみてください!

弁護士に依頼して任意整理をする

家族や友人などに借金のことを知られたくない…それでも、借金はなんとかしたい!と言う人におすすめの方法が弁護士に直接相談して任意整理をすることです。

任意整理は、裁判所を通さずに債務整理を行うことができます。なので、費用を安く抑えて、返済額の減額(主に利息部分)や融資を受けている会社からの督促を止めたり、返済の一時停止などを行うことができるのです!

「でも、どうせ利息だけでしょ?」と思う方もいるかもしれませんが、利息が無くなると返済がかなり楽になるんです!

たとえば、返済の残高が300万円で年利18%の借金があり、これを毎月10万円返済したとします。この返済プランだと完済までにこれからおよそ100万円の利息が発生します(将来利息)。もし、任意整理でこの将来利息が免除されて60回の分割払いで和解が成立すると、毎月の返済額が5万円にまで減少するのです!

こういったことはやはりその道のプロに聞かないと分かりませんよね?弁護士や司法書士に相談することで借金を減額できるだけでなく今後の返済計画を具体的にたてることができるのです。

借金減額診断の注意点を確認!

借金を減らせる借金減額診断ですが、無料でできる!という文言を見かけたことがある人もいるのではないでしょうか?なぜ無料で利用できるのか、デメリットについても紹介します。

デメリットを把握した上で利用しましょう。

なぜ借金減額診断は無料なのか?

借金減額診断は、無料で少し怪しいと感じる人もいるかもしれませんが、無料診断はコンピュータなどで行うものではありません。指定された内容の入力をした上で弁護士や司法書士につなげる役割があります。

減額診断の機能や入力は会社ごとに多少異なるものの、目的は専門家につなげることです。入力情報をもとに診断結果が電話やメールでわかります。

診断をするサイトには注意する

借金減額診断をする上では、サイト選びに気をつけましょう。大手の法律事務所なら借金減額診断で費用が発生することはありませんが、詐欺まがいのサイトには注意が必要です

この詐欺まがいのサイトが一定数存在するので、インターネット上では借金減額診断やシュミレーターを検索すると”怪しい”、”嘘”などの文言が見受けられる原因になっています。運営元には十分に気をつけて、なるべく大手などの安心できるサイトで診断しましょう。

電話が掛かってくることもある

診断結果は電話で返ってくる場合もあります家族や恋人などに知られたくないと考えている人は電話番号を登録しておいたり、1人の時に折り返すなどあらかじめ準備しておくことも必要です。

担当の人と出来るだけ話したくないと考えている人はメールで結果がくる会社を選ぶことがおすすめです。しかし、悩みを直接話すだけでかなり気持ち軽くなるので、相談してみるのも良いでしょう。

借金を減額して計画的に完済しよう!

借金を抱えるとその後ろめたさからなかなか相談できずに1人で抱え込んでしまいます。

しかし、1人で悩んでいたらいつになっても減らすことはできません。その道のプロに相談したり、無料診断を行うなどして、自分の借金が減額できるのかを知りましょう。

そうすることで、返済の見通しもたって日々の生活も前向きになっていくはずです!


Warning: Division by zero in /home/happylaugh/happylaugh.jp/public_html/magazine/wp-includes/comment-template.php on line 1518