「はじめてカードローンを利用する!」という方は、内容がよくわ分からないのでどうしても不安や疑問を感じてしまいます。
そこで今回は初心者に向けて、カードローンの種類や仕組み、メリットデメリットを分かりやすく解説していきます。
目次
カードローンとは?
引用元:JCBカードローンFAITH
カードローンとは個人向けの融資サービスのことで、金融機関が提供する専用のカードや銀行のキャッシュカードを使って、契約限度額の範疇で必要な金額を借入れることができます。
クレジットカード(キャッシング)とどこが違うの?
ほとんどのクレジットカードにはキャッシング機能が付いています。借入や返済はこのキャッシング機能を使います。
キャッシングは、借入金という点ではカードローンと同じですが 、提供するサービスの内容については多少の違いがあります。
多くのカードローンは、クレジットカードに付いているキャッシングと比べると金利が低く定められています。 もし、長期間のご利用を考えるならカードローンが断然お得です。クレジットカードのキャッシング枠は大体10万円~100万円程度で、カードローンの場合は10万円~1,000万円まで設定している金融機関もあります。
カードローンのポイント3つ
サービスを利用する時に、気をつけたい3つのポイントについて解説します。
1.借入れに「担保」と「保証人」はいらない!
まとまった金額を借りるには、契約締結の条件として必ず担保と保証人が必要になると考えるのが普通ですよね。
しかし、カードローンのほとんどは、担保と保証人が必要ないのです。 担保と保証人が求められないことで、借入金への精神的ハードルが下がります。利用者にとってはありがたいことですよね。
2.利用目的は問わない!
一般的にローンというと、利用目的が限定されている住宅や自動車のローンが頭に浮かびます。しかし、限定している場合は他の用途では利用できません。
カードローンの大きな特徴は、利用目的が全く必要ないことです。これによって用途に関係なく自由にお金を使うことが可能です。
3.場所と時間に関係なく、いつでもどこでも借入と返済が可能!
カードローンは契約時に決めた利用限度額の範疇なら、いつでもどこでも借りられます。
しかも、返済はまとまった収入があった時などの好きなタイミングで少しずつ返済が可能です。(一度に借り入れ金の全額を返済する必要はない)
近頃では 銀行だけではなく、便利なコンビニ ATMで返済が可能なものも増えてきているので、利用者の利便性は格段に向上しています。
どうしてカードローンを使用しているの?
カードローンで借入れる場合、契約上ではその利用目的を示す必要はありません。
そうなると、お金を借りた方たちは何の目的にお金を使っているのでしょうか?
2020年9月30日の「日本貸金業協会」が発表した報告書では、直近の3年間で契約して借入れをした方たちの中で、資金使途の1位は「趣味・娯楽」の費用で41.7%でした。
しかし、一部のカードローンには事業資金用として活用可能なものが存在します。 個人でお店を始めたり、企業を立ち上げようと考える方は一度契約中のカード会社に確認してみましょう。趣味や娯楽などの少額なお金だけでなく、ある程度まとまった資金が必要な方にもカードローンは強力な役割を果たします。
カードローンの種類は?
カードローンは大きく次の3つに分けられます。
● 銀行カードローン
● 消費者金融カードローン
● 信販会社カードローン
それぞれ特徴は下記の表に示します。
種類 | 金利設定 | 審査~借入 | その他 |
●銀行 カードローン | やや低めである! | 時間を要する | 安心感と信頼感がある |
●消費者金融 カードローン | やや高めである!(他と比較して) | とにかく早い(他と比較して) | 無利息の期間を設けている会社が多い |
●信販会社 カードローン | やや低めである! | 時間を要する | 長期の借入に有利(金利の総額を低く抑える) |
カードローンは一括返済がおすすめ!
借入金の返済方法として一番のおすすめは一括返済です。利息は借入期間の長さに比例するので、借入期間が長くなるほど高額になります。
一括返済は借金の返済総額が減らせることができるので、最終的に支払う利息が最も少なくなります。
カードローンのメリット・デメリットは?
次にカードローンについてのメリットやデメリットについて、簡単に解説します。
カードローンの3つのメリット
メリット1) 必要なタイミングでお金を借りられる
利用限度額を超えさえしなければ、必要に応じて何回でも借りられるのが大きなメリットです。
メリット2) 自由度が高い(使い道)
生活費はもちろん 、ケガや病気の治療代お香典など様々な用途で利用可能です。ただし、一部のカードローンでは事業性のあるものには使えないので注意しましょう。
メリット3)計画的に利用しやすい仕組み
自分の借入残高(基準貸越残高)に応じて、 毎月定額の返済が可能となる「残高スライド方式」が多く採用されているのもメリットです。
カードローンの3つのデメリット
デメリット1)契約時の利用限度額によって金利が違ってくる
カードローンの金利については、契約した時の利用限度額によって異なってきます。限度額が低く設定されているほど、金利は高くなってしまいます。
デメリット2)返済期間が長期化する恐れがある
カードローンは住宅ローンのように返済期間が確定されていません。 いつでも追加で借入れできるので、返済期間が長期化する懸念があります。
デメリット3)他のローンを組む時、審査に影響が出る
他のローン審査をする場合にカードローンの契約をしていると、1円も利用しなかったとしても利用限度額が借入金であると審査でみなされてしまいます。(審査を通らないこともある)
おすすめのカードローン会社

気になる金利や審査のスピード、 実際に利用した人の口コミなど比較して 、お勧めできるカードローン会社を4社紹介いたします。
プロミス
業界最大手のプロミス。 最大で30日無利息 、最短で30分の審査から申し込みできます。 審査の通過率も比較的高く、2人に1人が新規の制約です。カードの発行はプロミスの自動契約機、その他にも三井住友銀行のローン契約機から発行することが可能です。
また、プロミスの公式アプリを利用することで申し込みから返済までをWeb 上で完結することができます。
<プロミスの特徴>
・利用者数と顧客満足度がともに業界でNo.1
・カードレスで Web 完結型が可能
・最短で30分審査・30分融資
アコム
アコム(三菱UFJファイナンシャル・グループ)のカードローンは、 最短で30分の審査から最短即日の振込が可能です。 CMのキャッチコピーで浸透している『初めてのアコム 』でもわかるように、 カードローンを始めて利用される方 が多いので審査通過率も約50%と高くなっています。
審査通過後は 全国で900箇所を超えるアコムの店舗や、むじんくん(自動契約機)から カードをすぐに発行することが可能です。また、契約すると翌日から最大30日までの利息0円サービスがあります。
<アコムの特徴>
・全国で5万代以上の自社および提携 ATM
・最大30日間金利10円サービス
・最短で30分審査・最短即日の振込
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」
三菱UFJ銀行 が発行する銀行系のカードローンで、 銀行口座をお持ちの方ならキャッシュカードからWeb による完結型の申込みが可能です。 口座がない場合でも電話やネット、窓口でのお申し込みができます。
消費者金融カードローンよりも低めに設定してある金利で幅広い年齢層に人気ですが、 審査はやや厳しめとなりますので自信がない方はプロミスやアコムなどの消費者金融カードローン がおすすめです。
<バンクイックの特徴>
・全三菱UFJ銀行の口座がなくても申し込みが可能
・電話やウェブ・テレビ窓口での申し込みに対応
・キャッシング提携の ATM 手数料が無料
・毎月最低1000円からの返済が可能
SMBC モビット
SMBC モビットは 、SMBC グループの会社で次の四つの銀行の口座を開設していれば、保険証のみでWeb上で申し込みを完結させることができます。
(①三井住友銀行・②三菱UもUFJ銀行・③みずほ銀行・④ゆうちょ銀行)
ただし、 SMBC モビットでは他社のサービスとしてよくある無利息期間がありませんので注意してください。
<SMBC モビットの特徴>
・SMBC グループである
・面倒な電話連絡が不要で Web 完結している
・カードレスで最短で即日融資可能
カードローンへの申し込み方法は?

ここでは実際にカードローンへのお申込み方法を簡単に説明していきます。どのような流れで手続きが必要なのか、手続きに必要な書類や審査について確認していきましょう。
お申し込み手続きの流れ
まずお申し込みの方法としては、次の四つがあります。
〇お申し込みの方法
・店頭や窓口でのお申し込み
・電話でのお申し込み
・郵送でのお申し込み
・インターネットでの申し込み
上記の四つのお申込み方法の中でも、 最も手軽で簡単な方法は、4つめのインターネットによる申し込みです。
現在は、インターネット社会で誰もがスマホを持つ時代 です。カードローンを扱っているほとんどの会社は、インターネットでのお申し込みをサポートしています。
カードローンの 商品情報やサポート情報なども、公式ページに詳しくネットに載っていますので、気になる会社の情報は事前にチェックしておきましょうね。参考として、三井住友カードにおけるインターネット上での申し込みの流れを紹介します。
カードローン申し込みの流れ(三井住友カード)
①申し込み前に必要書類を準備(事前準備) | ②インターネット等で申し込みをする。 | ③書類の提出。(事前に準備した書類) | ④申込者の審査とカード発行(申込先) | ⑤カード受け取って利用開始 |
〇必要書類について
下記の書類が必要になります。お申し込みの際には不足のないように確認しておきましょう。
1.本人確認書類(免許証や保険証など)
2.金融機関の通帳やキャッシュカード
3.年収を証明する書類(必要に応じて)
お申し込みが完了すれば、あとは自宅でカードを受け取るまで待つだけです。
その時のタイミングや審査の状況によっても変わりますが、約3営業日でカードが発行されその後自宅にカードが届くまで約一週間かかります。
カードローンの審査について
ここでは審査について簡単にご説明したいと思います。審査と言うと「私は大丈夫なのだろうかとか」と不安になりますよね。
しかし、そこまで大げさに考える必要はありません。 カード会社としては申し込まれた方がきちんと返済ができるかどうか、最低限のチェックを行うことです。審査の基準についてはどこにも公表されていませんし、問い合わせもできません。
また、審査基準は、会社によって多少異なってきますが、過去の支払いに遅延がなく安定した収入があることを証明できれば、何も心配は要りません。
カードローンは無理なく上手に利用しよう!
カードローンで借り入れるお金は、 必ず返済しなければならないお金であることを 肝に銘じましょう。
そして借り入れる際は、申し込む前に自分の毎月の収入に十分考慮して、借りたお金をどう返していくのかをしっかりとシミュレーションしておきましょう。
また事前に金利や契約などについて、しっかりとチェックして 計画的に使うことができるよう心がけましょう。そして無理なく上手に利用しましょう。
下記のサイトで返済シュミレーション が利用可能です。(キャッシングリボ返済シミュレーション)