新生活は垢抜けてスタートするはずが、自己流メイクで失敗続きでは落ち込みますよね。雑誌の通りに真似したから大丈夫、そう思っている方も安心してはいけません。メイクの基本がなっていないと、大きな落とし穴があるものです。
今回はメイクで垢抜けたい、印象アップしたいと願う女子たちに、メイクの正解をご紹介します!せっかく頑張ったのに、残念なメイクになってしまった…なんてことにならないように、基本をマスターしておきましょう。
目次
メイクの基本を知って垢抜けメイクを始めよう

垢抜けメイクで意外と重要なのが、ベースメイクの仕上がりです。ポイントメイクが決まっても、ベースメイクが早々と崩れてしまえば残念顔に…。
メイクのトレンドに関係なくずっと使える知識ですので、しっかり身につけて思い通りの垢抜け顔を手に入れましょう!
メイクの基本!6つのポイントを押さえよう
メイクの基本を解説する雑誌や動画は多くありますが、大事なポイントが触れられていないことがよくあります。そんな、マニュアルから抜けがちな6つのポイントを確認していきましょう。
カラー下地はお肌の悩みに合わせて使おう

ファンデーション前に使う化粧下地の中でも人気のカラー下地。スキンカラーを変えるものと思っている人は、カラー下地を使うことで逆に損しているかもしれません!
カラー下地は、目元のクマや赤みのあるニキビなどの色ムラをなくし、ファンデーションが均一に発色するのを助けるために使います。
血色が悪かったり、くすみが気になったりする場合は広範囲に使用しますが、基本的には、悩みに応じて部分使いするのが正解です。まず肌の状態をチェックして、気になる悩みに応じた色味を選びましょう!
- オレンジ…くすみや、くすみが原因の黒いクマに使用。まぶたに使うとくすみが消えてアイメイクが映える
- ピンク…貧血気味で顔色の悪い日、全体のくすみが気になるときに使用。チークの代わりにも
- グリーン…ニキビやニキビ跡、頬、小鼻などの赤みをカバー
- ラベンダー…透明感アップに効果的。多く塗り過ぎたり、不用意に使ったりすると顔色が悪くなって逆効果
日焼け止めには下地をオン!

メイクの有り・無しに関係なく手放せないのが日焼け止めです。「とりあえずメイク前に塗っておけばいいかな」「休日はベージュの日焼け止めでファンデーション兼用に」こんな風に雑な使い方をしていませんか?
間違いやすいのが「ベージュカラーの補正力もある日焼け止め」と「日焼け止め効果のある化粧下地」の使い分け。UVカット機能がある点では同じでも、前者は日焼け止めがメインで補正力は弱め。後者は化粧下地としての役割がメインで、UVカット機能は低くなっています。
まずは、手持ちのアイテムがどちらに分類されるのかよく確認してみましょう。
日焼け止めタイプは化粧下地を重ね、化粧下地タイプは屋内外などのシーンに応じてUVカットアイテムを追加するようにしてみてください。ベースメイクの仕上がりが段違いに変わりますよ。
また、紫外線は数年後の肌に大きく影響しますので、しっかりお手入れしておきましょう。多機能性なアイテムが増えていますが、メインの効果が重要で、あとはおまけくらいに考えるのがベターです。どちらもムラのないように、ていねいに塗布するのも忘れないでくださいね♪
BBクリームとCCクリームを使い分ける

質感の似たものが多いBBクリームとCCクリーム。その違いを知っていますか?
この2つは似ているようで、実は役割と効果は全くの別物。自己流で適当に使っていると、メイクの仕上がりには天と地ほどの差が出ます。
【BBクリーム】
- クリームファンデーションに、美容液や化粧下地、日焼け止めなど複数の機能を備えたもの
- ファンデーションとしての補正がメインでカバー力に優れる
- 複数のアイテムを1つにまとめているため、時短メイクしたいときに便利
【CCクリーム】
- コントロール・カラー・クリームの略
- 肌の色ムラを整えて、ファンデーションの発色を均一にするためのもの
比較すると違いがよくわかりますね!目的と肌の状態に合わせて使い分けましょう。
コンシーラーはファンデに合わせて順番を変えよう

気になるシミを隠してくれるコンシーラーは、ファンデーションの種類によって使い方が変わります。
吸着がよく肌なじみのいい順番で使うのがポイントで、正しく使えば時間が経過しても違和感のない、キレイな肌が続きます!
- ・パウダーファンデーション⇒コンシーラーの後にファンデーション
- ・リキッドファンデーション⇒ファンデーションの後にコンシーラー
ちなみに、メイク初心者さんには扱いやすいリキッドタイプのがコンシーラーがおすすめ。さらにパレットタイプなら、色の調整もでき、幅広い肌の悩みに対応できます。
フェイスパウダーは仕上がりや目的で選ぼう

フェイスパウダーには、いくつかの種類があって使用目的や仕上がりの質感が異なります。メイクの解説では、フェイスパウダーと一括りにしがちですが、それぞれ特徴がありますので、くわしく見てみましょう。
パウダーの種類 | 特徴 | 仕上がりの質感 |
プレストパウダー | パウダーをプレスしたもの粒子が細かい | マット |
ルースパウダー | 粉状 リキッドファンデなどの仕上げに | ナチュラル |
UVパウダー | UVカット機能 | 商品による |
フィニッシュパウダー | 仕上げのパウダーの総称 皮脂対策にも | 商品による |
プレスト、ルース、フィニッシュの3種のパウダーは、肌をより美しく仕上げるために使用します。ルースパウダーは、リキッドファンデーションやBBクリームとセットで使うのが特徴で、より自然な肌に近づけます。UVパウダーは、メイクの後でも紫外線対策できるのがポイントです。
また、肌を押さえるように馴染ませたり、ブラシでふわっと乗せるようにしたりと、目的やパウダーの特徴に合わせて使うのも大切です。どのパウダーも化粧直しとしても使えるので、バッグに1つは入れておきましょう。
冷房の利いた室内で過ごすことが多い場合は、パウダーの量を1/4にするのがおすすめです。肌本来のツヤが、程よい感じに出てきます。
スキンケアのあと10分待ってからメイク

朝など時間がないときは、スキンケアした流れでそのままメイクをはじめる方が多いのではないでしょうか。実は、その行為は、せっかくのスキンケアやメイクを台無しにしてしまいます!
スキンケアした直後は、肌に水分が多く残ったままの状態なので、メイクが崩れやすくなります。また、スキンケア成分をメイクが吸収してしまい、スキンケア効果が薄れてしまうことも。
メイクのノリが悪いと感じている方は、スキンケアが肌に馴染む前にメイクをしてしまっているのが原因かもしれません。
忙しいときも、スキンケアをしたら先に着替えてからメイクするなど、時間の使い方を工夫して、10分は空けるようにしてみてください。その10分で化粧品が肌にしっかりとなじみ、メイクに最適な状態になります。
どうしても時間がないときは、まだ浮いている化粧品をティッシュオフ!これだけで仕上がりもよくなりますよ♪
メイクの基本を覚えて注目を集めよう!

6つのメイクの基本を知って、目からウロコの方も多いのではないでしょうか。
メイクの基本を実践すれば、仕上がりの印象もグッとよくなります。「キレイになった」といわれるのも夢ではありません!早速、明日から実践して正しいメイクを自分のモノにしてくださいね♪