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花粉症に効果的な注射を5つ紹介!それぞれの治療法の効果や副作用は?

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私たちの生活を苦しめる花粉症。スギにヒノキにイネにブタクサ、ひどい人はほとんど一年中花粉症と闘っているという人もいるのではないでしょうか?

今回は、そんな花粉症の悩みが解決するかもしれない花粉症の注射について紹介していきます。
具体的に紹介する注射は以下の5種類です。

  • アレルゲン免疫療法
  • ステロイド注射
  • ノイロトロピン注射
  • ヒスタグロビン注射
  • ゾレア皮下注射

それではそれぞれを詳しく見ていきましょう!

花粉症の基本情報

花粉症は、スギやヒノキなどの植物の花粉が鼻や目などから入り込んで、粘膜に触れる時ちでくしゃみや目の痒みなどを引き起こすアレルギー性の病気です。そんな花粉症の原因などについて知っておきましょう!

花粉症の原因や風邪との違い

スギやヒノキ、ブタクサなどの季節性の花粉が人間の体に侵入するとIgE(免疫グロブリンE)という抗体ができます。IgE抗体は、花粉に接触するたびに作られるので、少しずつ体の中で蓄積されていきます。

そして、その蓄積されたIgE抗体がある程度のレベルに達すると花粉が体の中に侵入されるとヒスタミンなどの物質が分泌されてアレルギー反応を引き起こしますアレルギー反応には、くしゃみや鼻水、目の痒みなどの症状が挙げられます。つまり、去年の花粉シーズンまでなんともなかったのに今年から急に花粉症になるということもあるのです。

花粉症と風邪は症状が似ていますが、細かく分けるとその症状は異なります。

花粉症風邪
時期花粉が待っている期間1週間程度
鼻水サラサラとした透明ネバネバとしていて、黄色い鼻水も出る
発熱あまりない(微熱が出る場合も)発熱あり

表以外にも風邪の場合は倦怠感や頭痛、咳などの症状がありますが、花粉症は基本的にそれら症状は少なく、あってもたまに感じる程度です。

花粉症の時期

主な花粉症の原因となる植物は以下のような時期に花粉を飛散していて、日本では年間を通してほぼ何かしらの花粉が飛散しています。

・スギ ー 2月〜4月

・ヒノキ ー 3月〜4月

・イネ ー 5月〜10月

・ブタクサ ー 8月〜9月

・ヨモギ ー 9月〜10月

花粉症の検査

花粉症の診断は、耳鼻科などの医療機関で簡単に検査可能です。血中のIgE抗体がどのくらいあるか調べる検査や、皮膚の表面を花粉で刺激して反応を見る検査、原因と考えられる花粉で鼻の粘膜を刺激してその反応を見る検査などがあります。

花粉症の検査を実施したい人は、専門医と相談した上で検査の種類を選びましょう。

花粉症の薬の注意点

花粉症の症状を軽くする効果的な薬に抗ヒスタミンが含まれた薬があります。抗ヒスタミンは、花粉症の原因となるヒスタミンの症状を抑える効果があり、薬局などで市販されていて手軽に購入可能です。

しかし、抗ヒスタミンは眠気や喉の渇きなどの副作用を引き起こしてしまいます眠気は人によって異なりますが、仕事中や運転中などには服用を気をつけなければなりません。最近では、副作用が少ないものも開発されているので、眠気が気になる人は副作用の少ないものを選びましょう。

それでは花粉症の基本について紹介したので、花粉症に効果のある注射を紹介します。紹介する注射は以下の5種類です。

・アレルゲン免疫療法

・ステロイド注射

・ノイロトロピン注射

・ヒスタグロビン注射

・ゾレア皮下注射

症状を根本から解決する「アレルゲン免疫療法(皮下免疫療法)」

1つ目に紹介するのが「アレルゲン療法」です。

アレルゲン療法は、アレルギーの原因であるアレルゲンのエキスを少しずつ投与し、アレルギーが起きにくい体にする治療法です。

原因を根本から治療していくので、治癒が期待できます

皮下免疫療法と舌下免疫療法がありますが、注射による治療は皮下免疫療法です。

現在、高い有効率が認められる治療エキスはダニとスギの2つのみですが、この2つは花粉症や慢性鼻炎の原因で最も多いものなので、体質改善が期待できます。

アレルゲン免疫療法(皮下免疫療法)のメリット・デメリットは下の表を見てください。

メリット・治癒や症状が出ない状態が望める・ダニとスギ以外のアレルギーが進展するのを予防する効果・1度の注射でダニとスギの両方を治療できる・薬などを飲む必要がない
デメリット・長い期間の通院が必要(はじめのうちは多く、最低でも3〜5年)・ダニとスギ以外のアレルギーに効果がない・副反応の可能性(ぜんそく、じんましんなど、注射1000回〜5000回あたりに1回程度)

効果は高いがリスクも高い「ステロイド注射」

2つ目は「ステロイド注射」です。

この注射は1回の注射で1シーズンの花粉症を改善するという高い効果が期待できます。

「1回で良いならステロイド注射で済ませちゃえばいいじゃん。」と思う人もいるかもしれませんが、このステロイド注射はあまり推奨されていない治療法です。

花粉症を含むアレルギー性鼻炎には、治療のガイドラインというものがあり、医師はそれに則って治療を行っています。

ステロイド注射による治療はこのガイドラインに載っていません。

以下は副作用の一例です。

・感染症(重症なものだと命に関わるもの)
・糖尿病
・胃潰瘍や十二指腸潰瘍
・精神障害(うつ病)

このように多くの副作用が挙げられていて、決しておすすめできる治療法とは言えません。

それでもアレルギーの治療ではよく使われる薬です。投与したいという人は医師と相談した上で適切な治療を受けてください。

体への負担が少ない「ノイロトロピン注射」

3つ目は「ノイロトロピン注射」です。

ノイロトロピン注射は生物から生み出されるタンパク質などで作られたバイオ医薬品です。

花粉症の原因となる神経に働きかけて、鼻水やくしゃみ、目のかゆみなど花粉症のさまざまな症状を抑える効果が期待できます。

花粉症だけでなく湿疹やじんましんなどが原因となるかゆみにも効果があります。

また、花粉症の薬やビタミン剤などの注射薬と併用できるのも嬉しいポイント。体への負担も少なく、副作用や依存性も少ないとされていますが、どういった仕組みで薬が働いているのかが分かっていないので、即効性はあまり期待できません。

注射の回数は自分の症状に応じてですが、平均的には1週間に1、2回程度になるようです。

また効果には個体差があり、必ずしも高い効果があるわけではないため、花粉症の治療としては、補助的な役割くらいに考えておきましょう。

ヒスタグロビン注射

4つ目に紹介する注射は「ヒスタグロビン注射」です。

ヒスタグロビンは、ヒトの血液を原材料としているバイオ医薬品で、アレルギー性鼻炎全般への効果が期待できます。

花粉症に悩んでいる人なら「ヒスタミン」という物質の名前を聞いたことがあるかもしれません。

ヒスタミンは体内でアレルギー反応が起きている時に作られている物質で、くしゃみや鼻水、目のかゆみを引き起こす原因になります。

ヒスタグロビン注射を定期的に行うことでヒスタミンへの抗体を作り、アレルギーの症状を抑えることができますノイロトロピンと併せて注射することで相乗効果が期待できます。

副作用はノイロトロピン同様に極めて少ないですが、効果にも個人差があります。

また、接種してから3ヶ月の間は生ワクチン(麻疹、風疹など)を接種できず、生ワクチン接種している場合はおよそ2週間ヒスタグロビンの接種はできないので十分注意しましょう。

市販の薬が全く効かないという人におすすめ「ゾレア皮下注射」

最後に紹介する注射は「ゾレア皮下注射」です。

ゾレアはアレルギーの反応を元から抑える抗体製剤で比較的費用が高額ですが、2019年から抗ヒスタミン薬などでは症状を改善できない重症の花粉症患者に対して保険診療で使えるようになりました。

もともとは気管支喘息や特発性の慢性じんましんを既存の治療法で改善できない場合に保険適用されていましたが、花粉症への服用も保険適用されるようになりました。

ゾレアによって今まで薬を使ってもなかなか効き目がなかった人の花粉症の改善が期待できることが期待できます。

保険適用で治療を受けるためには以下の条件を満たしていなければなりません

・アレルギー性鼻炎の薬の効果が十分得られなかった
・アレルギー検査(血液検査)の結果でスギ花粉症と診断されている
・アレルギー性鼻炎の既存治療を行ったが十分な効果を得られなかった
・12歳以上で体重が20~150kg、血清中の総IgE濃度が30~1500IU/mLの範囲内である

注意点は、適切な薬の服用を守ることです

ゾレアは、体の免疫反応自体を抑えるという働きがあります。医師に相談なく服用を止めると寄生虫感染のリスクが高まってしまう可能性があるので十分に注意しましょう。

治療法を理解して、自分にあったものを選ぼう

注射によって花粉症を治療したいのであればどういった目的で注射したいのかをきちんと考えましょう。いまの症状を和らげたいのか、根本から花粉症を治療していきたいのかなどで選ぶ治療が異なってきます。

また、それぞれ副作用もあるので、医師ときちんと相談した上でいまの自分にぴったりの治療法を選んでいきましょう。

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