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アブラムシの駆除方法とは?発生する原因や予防策、撃退法をご紹介

そもそもアブラムシとは? 

アブラムシとは、カメムシ目のアブラムシ上科属する昆虫です。単独行動をするような昆虫ではなく、集団で植物に取りついて口針を差し込み、植物内部の養分を吸い取ります。

非常に厄介な昆虫ですが、世界中に3000種類以上もおり、日本にも700種類は存在していることが確認されているのです。

体の表面が柔らかく体の後方には角状管と呼ばれる器官を持っています。自分の身が危険にさらされると、角状管から警戒ホルモンを分泌し仲間に知らせるのです。

体が柔らかい事から極端な温度変化に耐えられる構造を持っておらず、穏やかな気候のときに繁殖してきます。メスのみでも繁殖できる特徴を持っており、爆発的に増加する時期があるのです。

寒い時期に入る秋頃になると羽のある生殖虫を生み出し、次の場所へ移動し卵を産み付けます。

非常に高い繁殖力を持っており短期間で一気に増殖しますが、実は卵の数は多くありません。それよりも問題点は10日で成虫になる成長速度の速さです。生存率も高い方法を持っており、気が付くとあっという間に増えるのがアブラムシと言っていいでしょう。そのため予防と撃退方法が重要です。

無農薬でアブラムシを駆除する方法

アブラムシを駆除する方法はいくつかありますが、その中でも農薬を使わない方法は、特性を利用しながら撃退します。自然の摂理も利用して駆除するため、安全な方法になるのも間違いありません。

自分で取り除く

最も古典的な方法ですが、アブラムシを手で取り除けば繁殖できなくなります。問題は大量発生してからでは追いつかないため、早期の段階でしかできません。

取り除く方法として、粘着力の弱いテープを使って直接植物から駆除する方法があります。ただし、注意しないと植物自体を傷つけてしまう可能性があるため、適度な粘着力を選ぶことが大切です。

歯ブラシを使って擦り落とす方法もありますが、こちらも作物を傷める可能性があるところに注意しましょう。

天敵であるテントウムシで駆除 

アブラムシの最大の天敵はテントウムシです。1日あたり10匹を捕食するとも言われており、1日5匹ほど生むアブラムシの速度を上回ります。しかし、テントウムシはアブラムシほど大量に繁殖はしないため、初期の段階に効果を上げられるでしょう。繁殖する環境を作る必要があるのもデメリットです。

窒息させる

アブラムシも生き物です。呼吸して生きているため、窒息させることで大量に駆除できます。方法はいくつかありますが、牛乳を吹きかける方法は家庭の中でもよく使われてきました。

牛乳を水で薄めて霧吹きで吹きかけるだけと簡単な方法です。牛乳が乾燥して膜ができ固まるため、アブラムシが呼吸できなくなるのです。 

ポイントは植物に対しても膜ができるため、吹きかけた後は必ず洗い流します。念入りに洗い流さなければいけないため、アブラムシにかかった牛乳まで落としてしまうのです。

大量発生を相手にすると、牛乳を吹きかける範囲も大きくなり多くの手間もかかるため、あまり効率的な方法ではなくなります。他の方法と同様に初期の段階で使える方法です。

似たような方法に石けん水をかける方法もあります。台所用の石けんを水で薄め、霧吹きで吹きかける方法です。お手軽である反面、しっかりと洗い流さなければいけないのは牛乳とあまり変わりません。石けん水の場合にも必ず窒息するとも限らず、やはり初期の段階で使う方法です。 

忌避剤

忌避剤は、アブラムシ自体を引き寄せないようにします。殺虫剤などの薬剤とは違い、害のないものを使うところが特徴です。

色々な種類がありますが、木酢液はよく知られるようになりました。木炭を作るときに出る水蒸気を冷やしたもので、ホームセンターなどで簡単に手に入ります。

アブラムシなどの害虫を忌避するのによく使われますが、植物の成長も促すといわれており、土壌の改善にも役立つとされてきました。余ったものは土に流しても問題ありません。ただし、濃度が高すぎると逆効果になることもあるので注意しましょう。

ニームオイルを使う方法もあります。ニームと呼ばれる樹木の種子から採ったオイルで、古くから虫除けに使われてきました。こちらも希釈して吹きかけますが、アブラムシが発生する前から使う方が効果を上げます。世界的に使われてきた忌避剤でもあり、余ったものは木酢液と同様に土に流せますので便利です。 

薬剤で強制的にアブラムシの駆除

薬剤を使わない方法は安全ですが、大量にアブラムシが発生すると対応が間に合いません。作物の被害が大きくなる前に駆除が必要となるため、薬剤での強制的処理も検討するべきです。

病気の予防や治療もできる殺虫殺菌剤

アブラムシの対策として使われるだけではなく、他にもメリットを生み出す殺虫剤があります。悪影響を出す菌も同時に処理できるタイプになれば、健康な状態を維持するのにもピッタリです。

殺虫殺菌剤は、植物の種類によって分けられています。植物用と野菜用に分けられているものもあるため、どこに使うのか確認が必要です。病気の予防や治療に使えるものもあるので、うまく使いましょう。

夏野菜専用の殺虫剤でアブラムシを駆除

夏野菜専用の殺虫剤も販売されています。夏はアブラムシが繁殖しやすい時期です。それだけに夏野菜は特にアブラムシのターゲットになりやすい問題を抱えます。

果樹のアブラムシ対策にも使えるものが販売されており、持続性の高いものを選ぶと噴霧回数も減らせます。月に1回程度で対応できるものが多いので、頻繁に使う必要はありません。

年間通して使える殺虫剤

ある時期限定ではなく年間通してアブラムシが発生する場合もあります。家庭内に置かれている観葉植物などは、屋外よりも温度が高く室温も下がりにくいので、一年中発生する可能性があるのです。

1回アブラムシが発生してしまうと、他の樹木にも感染する可能性が高いことから薬剤で強制的に除去する選択がとられます。こちらも植物の種類によって使えるものが分けられているため、効率的な使用のためにも合っているものを選ぶ必要があるでしょう。

厄介なアブラムシ類やハダニ類に効果的

植物にとって厄介なのはアブラムシだけではありません。ハダニなども植物の生育に大きな影響を与えるため除去したい害虫です。特に夏から秋にかけて発生するアブラムシやハダニは厄介な害虫となるため、効率的に除去する必要があるでしょう。この対策として使われるのがマラソン乳剤などの薬剤です。

マラソン乳剤は観葉植物などにも使えるもので、植物への影響もそこまで高くありません。ただし、年間通して使える殺虫剤のように葉っぱの裏まで浸透するタイプではないので、自分でひっくり返して散布する必要があります。

家庭園芸用の小さなボトルも販売されているため、暖かい環境の中で越冬させないことも大切です。

駆除をするなら徹底した対応を

アブラムシの駆除は、徹底的にするのが大切です。繁殖の早いアブラムシは、少し残すだけでもあっという間に増えていきます。

薬剤を使わない方法は安全ではありますが、結果的にアブラムシの繁殖を許し、他の植物に影響を与える可能性も視野に入れなければいけません。

そんなときには、薬剤を使って駆除してから切り替える方法もありますので、しっかりと対策していきましょう。