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チャタテムシとは?駆除方法や発生する原因について詳しくご紹介

チャタテムシとは?

家の中を見えるかどうかの小さな虫がうごめいていたら、すぐにダニが出たと思うでしょう。このような虫の大半は、ダニではありません。

知名度は高くありませんが、チャタテムシと呼ばれる虫がほとんどです。畳の上や古い本の上を動き回ることが多いチャタテムシは、大きさ1mm程度の虫です。梅雨時期などに繁殖しやすく、新築の物件でも発生します。

本記事ではチャタテムシの特徴や駆除方法についてご紹介します。

チャタテムシの特徴

チャタテムシという名前は、かすかに茶筅でお茶をたてるような音を出すところからきています。1匹ではほとんど聞こえませんが、大量に発生すると耳に聞こえる大きさにもなるのです。

ダニとの大きな違いは、大きさにあります。ダニは基本的に目で見てわかる大きさではありません。中には大きな種類がいますが、ほとんどはチャタテムシと混同しています。

本シラミとも呼ばれますが、カビやほこりを好み古本などにもつくからです。シラミと名前がついていますが、祖先という意味で仲間ではあるものの生態は全く別の種類といえます。

シラミは人間に寄生し血を吸いますが、チャタテムシは血を吸ったりはできないからです。

チャタテムシが発生する原因・理由

チャタテムシは、家中に生息しています。特定の場所というより、あらゆる場所に生息していると考えていいでしょう。

別名湿気虫とも呼ばれており、湿度が高い場所に多く生息します。これはエサとなるカビやほこりがたまりやすいためで、人間の垢などの有機類もエサにして繁殖するのです。

発生するポイントとして重要なのが湿度にあります。湿度75~90%を好む虫であり、人間が好む40~50%と比較してもかなりじめじめした環境で大量発生するのが特徴です。

この湿度からキッチンなどを想像するかもしれませんが、和室の畳の上にカーペットを敷いていると、その下で大量繁殖します。ふすまや壁紙も湿度を吸って調節してくれますが、これがあだになり繁殖場所になることもあるのです。

同じようにリスクが高い場所になるのが、押し入れのような薄暗く風通しの悪いところです。空気の流れが止まりやすく、カビが生えやすい環境も注意しなければいけません。

チャタテムシが及ぼす被害

チャタテムシは、基本的に害虫とは言えません。直接的に被害を出すような虫ではないからです。しかし、大量に発生すると間違って食べてしまう可能性が出てきます。

食品の中に混ざりこんでしまうと、体の中でアレルゲンになる可能性があるのです。死骸が乾燥して空気中に漂ったときに、吸い込む危険性もあるでしょう。チャタテムシ自体には毒がなくても、アレルギー反応を引き起こすことは大きな被害です。

チャタテムシ自体には問題がなくても、これをエサにするツメダニが発生する可能性が出てきます。ツメダニは吸血しないものの、まれに人を刺してこの部分から強いかゆみが出て皮膚炎に発展する可能性があるのです。

間接的な被害ですが、チャタテムシを駆除し大量発生しなければ済むため、対策を考えていく必要があります。

チャタテムシの駆除方法

チャタテムシを駆除する方法は、カビの駆除と似ています。エサをなくせば自然と量が減るため、健康被害を出す前に対策を理解しておく必要があるでしょう。

エタノールや防カビ剤を使う

チャタテムシの駆除のひとつとして、カビを除去するためにアルコールであるエタノールを使う方法があります。畳に対して使える方法で、アルコールでカビを除去する対策方法です。

畳にチャタテムシが大量発生すると、白っぽく見えます。この部分にエタノールを噴霧し、ふき取ると消毒可能です。

防カビ剤を使う方法もあります。カビを発生させなければ、そもそもチャタテムシも繁殖できません。しかし、カビを抑える代わりに人間にも有害な成分が含まれるため、使用方法を守って使う必要があります。

粘着シートで直接除去

チャタテムシが繁殖しているのがわかっているなら、粘着シートを使って直接取り除けます。市販されているローラーにセットして転がすだけで除去できるのが大きなメリットです。

チャタテムシは本当に小さな虫であり、掃除機だと中にとどまらず排気されてしまうかもしれないため、広範囲に広げてしまうかもしれません。確実に除去できる点でも粘着シートのほうが安全でしょう。

燻蒸剤を使って駆除

市販されている燻蒸剤でもチャタテムシを駆除できます。畳の中に潜んでいるような状況では、アルコールを噴霧しても届かない可能性があるでしょう。

燻蒸剤の場合には、わずかな隙間からも浸透していくため、駆除に効果的です。1か月ほど効果が持続するものが多くある半面、卵に効果が出ないケースも出てきます。徹底的に除去するのであれば、2週間後にふ化する頃合いを見計らい、もう一度使用するといいでしょう。

害虫用スプレーの使用

害虫駆除用のスプレーでも、チャタテムシは駆除できます。手の届かない隙間などに噴霧するだけで効果をあげられますが、小さなチャタテムシは吹き飛ばされて拡散する可能性もあるので必要です。

小さなお子さんがいる場合にも、悪影響を与えかねないため利用環境にも留意しなければいけません。

チャタテムシの駆除するときの注意点

チャタテムシを駆除するときには、非常に小さくさまざまな点に注意しなければいけません。駆除した後も繁殖しないような環境作りも大切です。

段ボールは放置しない

段ボールはチャタテムシが好む環境を作ります。湿度が高く温かい、さらに暗い環境と繁殖

条件がそろうため、駆除する際には放置せず撤去するのが大切です。

食材は密閉管理

乾物や穀類などの中にもチャタテムシは繁殖します。クッキーやビスケットなども大好物のため、密閉容器で管理しなければいけません。

除湿を心がける

駆除したとしても、カビが発生すればまたチャタテムシがわいてきます。防カビ対策として除湿は絶対条件であり、風通しのいい環境を作りましょう。

玄関周りはこまめに掃除する

チャタテムシの侵入経路もいろいろとありますが、玄関周りに枯草やほこりがたまっていると、そこから室内へ侵入するケースが見られます。部屋だけではなく、しっかりと掃除して乾燥させておくことで、侵入経路を遮断できるため、普段から意識しておいたほうがいいでしょう。

チャタテムシは新築にも発生する

チャタテムシは、湿度を好みます。新築物件では、発生しないように見えても、実は非常に繁殖しやすい条件を持っているのです。

人が住み始めていない新築は、換気がいつも行われているわけではありません。カビが判然に繁殖しなくても、ほこりはどんどんとたまっていき、チャタテムシが繁殖する条件を作るのです。

また発生するのは畳を使う和室だけではありません。コンクリートの打ちっぱなしなどでも繁殖しやすい条件を作ります。コンクリートは初期段階で水分を含んでおり、これが湿度を高める原因となるのです。

施工中に発生する可能性もあり、気が付かないうちに大量発生しているケースもあります。新築だからといって繁殖しないのではなく、繁殖しやすい条件を持っていると考えたほうがいいでしょう。

カビなどが発生しない清潔な環境を

チャタテムシの根本的な対策は、カビやほこりを逃さず、湿度を上げないことです。湿度が安定してくれば、チャタテムシは確実に数を減らします。もともと身近に存在するチャタテムシですので、すべて駆除はできません。

だからこそ、大量発生させない努力が必要となるため、普段からカビが繁殖したりしないよう意識して生活することが大切です。