ハピラフ
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2021/05/26
メディテ編集部
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蚊取り線香でゴキブリは駆除できる?実際にどれだけ効果があるのかをご紹介

ゴキブリが発生して気分がいい人はいないでしょう。それほど人間の生活環境の中で忌避されてきた生物です。地球上での歴史は人間よりも古く、しぶとい害虫であるのも間違いありません。

本記事では生活を脅かす害虫であるゴキブリの特徴を知り、駆除する方法をご紹介します。

日本にいるゴキブリの種類

日本に生息するゴキブリは、ヤマトゴキブリ、クロゴキブリ、チャバネゴキブリの3種が中心です。一般的に3cm程度まで成長しますが、チャバネゴキブリだけは1~1.5cmとかなり小さいサイズになります。

世界をみると、実に4000種類もいることが確認され、1兆匹以上いるとされているのです。それほど繁殖力も強く、簡単に駆除できない害虫といえます。

ゴキブリの困った性質

雑食性でなんでも食べる貪欲なところも問題で、屋外でも生きていけます。弱点らしい部分としては、昆虫の仲間として寒さには強くありませんその代わり、狭いところでも入っていける構造で、壁も登れますし空も飛び、自分たちが過ごせる場所を探すのです。

各ゴキブリの寿命の違い

クロゴキブリの場合には、長くて2年程度の寿命を持ちます。ヤマトゴキブリやチャバネゴキブリは3か月から5か月で寿命を迎えますが、繁殖力が強く簡単に個体が減りません。

ゴキブリの発生原因

どこからともなくやってくるゴキブリですが、基本として外部から侵入してきます。エサや水を求めて侵入してきますが、これが飲食店に多くみられる理由です。

土壌に住み着いていたりするわけではありません。段ボールや鉢植えの下など、温かく湿度の高い環境も好みます。生ごみが置いてあったりすれば、繁殖する場所を与えているのと同じです。

侵入する経路は排水管が代表的です。配管内のぬめりや汚れにつられて侵入してきます。一般的に配管には虫が侵入しないようなトラップが作られていますが、うまく機能していないといとも簡単に侵入するのです。

他にも玄関の隙間やベランダからも入ってきます。夜の光につられて侵入するケースまであるため、どこからでも入ってくる害虫といっていいでしょう。

一度侵入すれば、あとは部屋の中にある汚れや食べ残しなどをエサとし、わずかな隙間などで繁殖していきます。1匹見つければ30匹いるといわれるように、非常に高い繁殖力で増えていくのです。

蚊取り線香はゴキブリに効くのか?

ゴキブリの対策としては、さまざまなものが作られてきました。それほど人間の生活環境の中に住み着きやすい生物だからです。その対策として蚊取り線香が利用できるかどうかは、成分などを知らなければいけません。

蚊取り線香の成分

ピレトリンと呼ばれる成分が、蚊取り線香で蚊を駆除できる理由です。非常に効果の強い成分である一方、人間やペットに対する影響が少ないため、安全性の高い駆除剤として使われてきました。

ゴキブリ対策に使えるか

ゴキブリにも効果があるかといえば、蚊取り線香が効くのは確かです。しかし、蚊にくらべ体の大きなゴキブリには、100%の効果を発揮できるわけではありません。蚊取り線香の煙を吸い込んでもらわなければ効果をあげられないのです。さらに、煙は上に登りやすく、床に近い狭い隙間などにいると煙の効果が期待できなくなります。

絶対に使えないというわけではありません。ピレトリンを吸い込むと、神経細胞に影響を与え、動きが鈍くなります。素早いゴキブリの特性を失うことになり、駆除しやすくはなるのです。

蚊取り線香以外のゴキブリ対策

蚊取り線香に一定の効果があるとしても、ゴキブリを完全に駆除するには蚊取り線香だけでは力不足です。それほど厄介な害虫であり、駆除には時間が必要になります。実際に侵入させない経路の遮断なども考えていくべきでしょう。

殺虫剤が基本

ゴキブリ対策として基本なのは殺虫剤を使って駆除する方法です。本体を見つけなければいけませんが、確実に駆除できます。問題は見えている個体しか駆除できないうえに、人間にも害がある場合がある点です。部屋の中から完全に駆除するためには、ほかの方法との組み合わせが欠かせません。

侵入経路の遮断

ゴキブリが室内に入らなければ、そもそも駆除する必要がありません。その経路をつぶす方法もいろいろとあります。

薬剤を利用する方法もありますが、ハッカ油を水で薄めてスプレーする方法も有効です。ゴキブリが嫌うミントの香りが、経路を遮断します。人間にもペットにも影響が少ないため、ハッカ油は安全な方法といえるでしょう。侵入しそうな経路に対して、粘着性のある駆除シートなどを置いて対策するのも有効です。

瞬間的に凍らせる

殺虫剤を使う方法は確実ですが、使用者を含め毒という部分でのリスクは問題です。赤ちゃんがいたりペットがいたりすると、うかつに使えません。

そこで考えられたのが、瞬間的に凍らせるタイプです。これらの殺虫剤は温度を下げるだけで害がありません。安全に使えるので、心配な時はこちらを選ぶといいでしょう。

ゴキブリが苦手なものとは?

ゴキブリが忌避するものは何か。これがわかれば侵入や繁殖を防げます。安全に使えるものもあるので、覚えておくと予防策として役立つのです。

柑橘類

ミントでもわかる通り、ゴキブリは柑橘類のにおいが苦手です。これはd-リモネンと呼ばれる成分がポイントになります。

d-リモネンは、ゴキブリにとって毒であり、吹きかけるだけで動けなくなるのです。セロリなどのハーブ類も忌避する傾向がありますが、甘い香りは得意とするので注意しなければいけません。

天敵の生物

ゴキブリを捕食する生物は当然苦手とします。代表的な生物がムカデやクモです。これらの生物は肉食であり捕食する性質を持っています。特にアシナガグモたちは、ゴキブリが主食で天敵なのです。

ペットとしてのネコもゴキブリが苦手とします。理由は天敵という部分とは少し違いがありますが、ゴキブリをおもちゃのように扱うためです。そのため、捕まえたりしますが、食べたりはほとんどしません。

ゴキブリ以外の害虫にも蚊取り線香は効果ある?

蚊取り線香といえば、蚊に対して使われますが、ほかの害虫にも一定の効果が期待できます。特にハエやダニは退治できるほどです。それほどの殺虫成分が含まれており、湿気や空気でもほとんど劣化しません。古い蚊取り線香でも火がついて煙が出れば利用できてしまいます。

ただし、ペットで昆虫を買っている場合には、同様に効果が出る可能性があるため避けなければいけません。注意点はあくまでも成虫に対して効果を上げるもので、ゴキブリを含め卵には効果がないと思ったほうがいいでしょう。

効果的なゴキブリの退治方法とは?

ゴキブリを退治したいのであれば、見つけた個体だけではなく、駆除する意識が必要です。1匹だけ退治したところで、繁殖力が高さからも、個体が見えていないだけで潜んでいる可能性が出てきます。

ホウ酸団子などが使われるのも、1匹ではなくまとめて駆除できるからです。ホウ酸団子を食べた個体が産卵してもふ化することなく駆除でき、似たような性質の駆除剤も販売されています。

実際にゴキブリは共食いする性質も持っており、毒を広げることができるのです。

駆除すると同時に、侵入させないことも必要です。入ってこなければ、増えることもありません。駆除しても侵入されたら意味がないのです。

いかに経路を遮断し、エサとなるものを置かないか。侵入させないようにしながら室内も清潔にしつつ、定期的な駆除も必要といえるでしょう。

蚊取り線香の力も使いつつ駆除も並行して

ゴキブリが出てくるのは、決して気分のいいものではありません。蚊取り線香だけでは、効果は不十分であり、実際の駆除にまでは至らないケースも出てきます。

それでも、一定の効果は期待できる可能性があるため、ほかの方法と組み合わせて駆除したのちに、侵入を遮断する方法のひとつとして利用するといいでしょう。

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