鼻づまりはなぜ起きる?自宅で簡単にできる対策法を6つ紹介!

花粉症 対策

花粉症、風邪、アレルギー…様々な理由で辛い鼻づまりを抱えている人も少なくないはず。

とくに花粉症を患っている人は慢性鼻炎になっているなんて人もいるのではないでしょうか?ひどい人は頭痛まで引き起こしているなど、できるだけ鼻づまり軽くしたいはず…

そこで今回は鼻づまりについて、鼻づまりの原因や自宅で簡単にできる改善策など役立つ情報を紹介していきます。

目次

辛い鼻づまり…その原因は?

鼻づまりの根本的な原因は鼻の中に異常が起きてしまい空気の通り道がふさがってしまうことです。それではどういったことが空気の通り道をふさいでしまうのでしょうか?

主な原因である4つを紹介します。

鼻づまりの原因①花粉症

冬から春先にかけて最も多い原因が花粉症です。

スギやヒノキ、ブタクサ、イネなどの花粉が鼻の粘膜や目に入ることでアレルギー反応を引き起こします。目のかゆみや鼻水、鼻づまりを引き起こす花粉は、日本だけで約50種類あるといわれていてひどい場合は1年中この花粉症に悩まされる人もいます。

鼻づまりの原因②アレルギー性鼻炎

「アレルギー」は、身体の免疫システムが関係していて、特定の物質への防御反応が過剰に起こってしまう症状です。とくに鼻の粘膜に侵入した異物に対して過剰の防御反応が起こる場合を「アレルギー性鼻炎」といいます。

花粉症もアレルギーの一種で、他にはハウスダストやカビなどが原因となってアレルギー性鼻炎を引き起こします。

鼻づまりの原因③風邪

風邪も鼻づまりを引き起こす原因の一つです。風邪をひくと鼻の中にある甲介と言われるひだ状の粘膜の部分が通常の3〜4倍に腫れると言われています。そして鼻水が溜まることでより悪化することとなります。

風邪が治っても鼻づまりが治らないというケースもあり、ひどい場合だと蓄膿症などを併発してしま恐れもあります。

鼻づまりの原因④副鼻腔炎

風邪などが原因となって引き起こるのが副鼻腔炎です。副鼻腔は鼻の穴の中にある空洞のことで、ここが炎症を起こすことで鼻づまりになってしまいます。そして、副鼻腔炎が慢性化してしまうと蓄膿症と呼ばれる病気になってしまう可能性があります。

副鼻腔炎自体は治しやすいのですが、慢性化して蓄膿症になってしまうと簡単には治りません。

膿が溜まりやすくなり、粘膜も腫れてしまうので空気の通り道ができずに鼻づまりを引き起こし、症状が悪い場合だと手術が必要にもなります。

鼻づまりは生活の質を大幅に下げる

鼻づまりの状態を続けることは、毎日の生活の質を大きく低下させてしまいます鼻づまりのせいで食事をしてもあまり味がしなかったり、鼻づまりが気になって勉強や仕事が集中できないなどの弊害があります。

鼻づまりをきちんと病気であると理解して少しでも改善できるように努力しましょう!

自宅で簡単にできる対策法を紹介!

鼻づまりを治すには耳鼻科などに通うことが大切ですが、忙しくてなかなか通えないですよね…

そんな人は自宅で簡単にできる対策法を6つ紹介するのでぜひ実践してみてください。

鼻づまりの対策法①鼻を温める

お風呂から出たら鼻づまりが少し気にならなくなったという経験がある人もいるのではないでしょうか?

鼻が温まったことで血行促進され鼻づまりが改善されたのです

電子レンジで濡らしたタオルを温めて蒸しタオルを作りましょう。そして鼻に当てて温めると鼻づまりが和らぎます。他にも、やかんや鍋の湯気に鼻や口を当てても効果があります。やけどには十分注意してください!

鼻づまりの対策法②加湿する

室内が乾燥していると鼻づまりなどの鼻のトラブルを引き起こしてしまいます。加湿器などを使って加湿することで鼻づまりを軽減することができます。 室内の湿度が50〜60%程度になるように加湿するのがベストです。

また、 室内だけでなく直接鼻を加湿するスチーム吸入器という商品もあります。直接スチームを注入することで鼻の粘膜についている異物や花粉などアレルギーを引き起こす原因を洗い流すことができるのでおすすめです。

鼻づまりの対策法③ストレッチ

鼻づまりには効果的なストレッチもあるのでぜひやってみてください!

まず体の後ろで手のひらが上になるよう両方の指を組み合わせます。とくに薬指と小指をしっかり組むように意識してください。手のひらを親指側から裏返して後ろに向けて腕を伸ばしてこの体勢で20秒間キープします。この体操で、小指から胸にかけて筋肉の緊張を促す交感神経が刺激されるので鼻の通りが良くなるとされています。

鼻づまりの対策法④ツボ押し

印堂(いんどう)と迎香(げいごう)と呼ばれるツボを押すことで鼻づまりに効果があると言われています。即効性もあるツボなので鼻づまりが気になった人はすぐに試してみてください。

印堂は左右の眉毛のちょうど真ん中にあるツボで、迎香は小鼻の両脇にあるへこんだところにあるツボです。

この二つのツボを鼻が通るまで少し強めに押してあげましょう。

鼻づまりの対策法⑤部屋を掃除する

直接的に鼻づまりを治すという方法ではありませんが、アレルギー性鼻炎の対策としては十分な効果を得ることができます!

花粉やハウスダストは気づかないうちに私たちの衣服や寝具などに付着して鼻へと侵入してしまいます。なので、少しでも室内をキレイにしておくことが大切です。②で紹介した加湿と合わせることで効果的です。

特に外から帰ってきたときは注意しましょう。

衣服やカバン、髪の毛などについた花粉を持ち込まないようにドアを開ける前に一度服を叩いて花粉を落としましょう。理想はすぐにお風呂に入ることで髪についた花粉も洗い流すことができます。

鼻づまりの対策法⑥鼻づまりに効果的な食べ物や飲み物を摂る

鼻づまりに効果があるとされている食べ物や飲み物は以下の通りです。個人差はありますが、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?

ガムミント系のガムがおすすめです。
しそ活性酸素を取り除くルテリオンと呼ばれる成分が含まれていて、炎症を起こしにくくしてくれます。
青魚アジやイワシなどに含まれているDHAやEPAという成分がアレルギー症状を起こしにくくしてくれます。
ヨーグルト継続的に摂ることで腸内環境を整えて免疫を高めてくれます。
炭酸飲料ゆっくりと飲むことで鼻づまりを解消してくれるとされています。
緑茶カテキンにアレルギー症状を抑える働きがあります。

まずはできることからやってみよう!

今回は自宅でできる鼻づまりの対策を6つ紹介しました。どれも簡単なのでぜひやってみてください!

ただ、鼻づまりは放置しておくとなかなか治りにくくなってしまう病気でもあるので治りが遅いと感じたらきちんと専門のお医者さんに診てもらいましょう

自分の症状の度合いに応じた適切な対応が大切です!


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