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2021/05/31
メディテ編集部
メディテ編集部
花粉症でのどは痛くなる!? 風邪との違いや確認方法をご紹介

花粉症は日本人の国民病とも呼ばれるようになり、多くの人が悩みとして抱えるようになりました。地域差はありますが毎年2月頃から5月にかけてスギ花粉ヒノキ花粉が飛散するため、多くの人が花粉症に悩まされているのではないでしょうか。

本記事ではそんな花粉症と風邪の違いや見極め方についてご紹介します。

花粉症と風邪の症状の違い

花粉症の自覚がなかった場合には、どちらか判断がつかないケースもあるのは確かです。しかし、風邪と花粉症では原因も違い、対処方法もまったく異なります。適切な対処をするために、症状の違いも含め見極め方を理解しておく必要があるでしょう。

花粉症の持つ典型症状

そもそも花粉症とは、アレルギー症状なのが重要です。花粉が原因であり鼻の中に入り込むと、くしゃみが連続して出ます。

花粉が鼻の粘膜に張り付くと、体内で抗体ができあがります。この抗体が体内のマスト細胞とくっつくところが問題です。抗体ができあがった後に同じように花粉が侵入すると、マスト細胞がアレルギー誘発物質を放出します。

今度はヒスタミン受容体と呼ばれる物質とヒスタミンが結合して、体内で反応を起こすのです。これが鼻水やくしゃみとなって現れる原因になります。

症状はくしゃみだけではなく、目のかゆみや充血を訴えるケースもあります。のどの違和感を覚え咳を繰り返し、咽頭異常に至る場合も少なくありません。発熱するケースもありますが、微熱程度で高熱には至らないのが花粉症です。他にも頭痛や倦怠感が見られる場合もあります。

風邪で現れる症状

風邪という病気はないといわれるように、さまざまな症状が現れます。くしゃみが出るケースでは、急に冷たい空気を吸い込んだときなどが一般的です。連続してくしゃみをする場合がありますが、基本的には数回繰り返せば止まります。

花粉症では鼻水が透明ですが、風邪の場合には黄色味を帯びることが多く、粘り気を感じる場合もあります。比較すると全く別なことにも気が付くほど違うのです。

高熱が出ることもあり、非常に危険な状態になる場合があります。咳やくしゃみも時間帯などに左右されず、1日同じような症状が続くこともあるのです。体に悪寒を感じるばあいもあり、数日続いたのちに快癒するのが風邪の基本的なプロセスになります。

のどが痛くなる点では、花粉症も風邪も似ています。しかし、発熱の違い、時期の違い、鼻水の違いなどを比較すると、両者は別なことがわかるはずです。心配な場合には、医師の診断のもと判断しましょう。

花粉が活発に飛散する時間と時期

花粉はいつでも同じ量が飛んでいるわけではありません。花粉症もアレルゲンとなる当該花粉を吸い込まなければ、症状は出てこないのです。つまり、症状が激しい時間帯は、それだけ花粉が飛散しているといえるでしょう。この時間を理解しておくのが大切です。

花粉が飛来しやすい時間と気象条件

花粉は時間によって空気の中に漂う量に変化があります。気温にも左右されますし、空気の動きによって変わるからです。

スギを例にとると、朝日が昇り暖かくなってくると花を開きます。花粉を放出してだんだんと都市部へと到達するのが10時から12時あたりです。この状態が14時あたりまで続き、15時あたりでいったん落ち着き地面に落下します。

地面に落ちた花粉が18時ぐらいになって気温が下がったことで空気の対流が起き、再び巻き上げられるのです。夕方にくしゃみが止まらなくなる原因です。また花粉は徐々に地面へと落ち、12時あたりからは空気中にほとんど舞わなくなります。

勘違いされやすいのは、雨の日でしょう。雨の日には、空気中の花粉の量が減少します。本来は症状が穏やかになるはずですが、実際にはあまり変わらないのです。理由はいくつもありますが、空気中の湿度によって花粉が落下しても、雨が止めばまた舞い上がります。雨が降って安心だという油断もあるでしょう。この時点で風邪を引いてしまうかもしれないのです。

室内に入り込んだ花粉は、雨の日でも関係ありません。床に落ちてはいますが、少しでも乾燥すれば室内で舞い続けます。雨の日に服についた花粉を持ち込んでしまい、室内でくしゃみや咳が止まらなくなるパターンです。

花粉の時期

花粉は、一年中飛んでいます。こう聞くと、そんなことはないと思うかもしれません。しかし、何らかのアレルゲンが飛散している可能性があり、反応するものがあれば花粉症として表れるのです。

時期によって飛散する花粉には差があることを理解し、自分が反応している種類を知ることが大切です。風邪との違いを判別するポイントにもなるでしょう。

スギが活発に活動するのは2月から4月です。この時期になるとくしゃみが止まらなくなる人がたくさん出てきます。杉の花粉が飛びにくい時期は、夏の暑さがピークを迎える8月あたりだけです。ヒノキは1年のうちの前半に多く見られますが秋から冬に向けてはほぼ飛びません。

イネ科の場合、1月を除けば1年通して飛散していますが、スギがピークを越えたころにイネ科のピークがやってくるのです。樹木のピークが1年の前半なら、ブタクサやヨモギ、カナムグラなどは秋から冬に向けて花粉が飛びます。

このように自分の症状の時期を見て、どのような花粉に影響を受けているのか判断もできるのです。しかし、正確な判断を下すのなら、病院でパッチテストを受けたほうがいいでしょう。

花粉症と風邪の治療法の違い

花粉症がアレルゲンによるアレルギー反応に対し、風邪は病気です。この違いを理解して治療方法を考えなければいけません。合わない方法をとっても、一向に改善しないからです。

花粉症の治療法

花粉症のプロセスからもわかる通り、アレルゲンが侵入して反応をはじめます。アレルゲンを侵入させないことが、治療方法の大事なポイントです。マスクをする、花粉がつきにくい状況を作る必要があります。そのうえで、反応を抑えることが大事な治療法です。

抗アレルギー剤を使う方法は一般的となりました。ヒスタミンとヒスタミン受容体は、カギと鍵穴のような関係です。この結びつきが起きなければ症状がみられません。反応を抑える薬を服用したり塗布したりする方法がとられます。

アレルギー反応を抑えるのではなく、あえて免疫を作る方法も使われるようになりました。アレルゲン免疫療法と呼ばれる方法で、花粉のエキスを体内に注入し反応に慣らしていくのです。

根本的な解決を目指す方法ですが、すべての人に対応しているわけではありません。花粉症に悩む人のうち、7割程度に効果があるとされています。さらに、効果が出てくるまで数年はかかるとされており、長いスパンで見なければいけない治療法です。

風邪の治療法

風邪は何らかの原因が隠れていますが、ウイルス感染により引き起こされていることが見られます。そのため、細菌感染などとは違うため、抗生物質ではなくワクチンが必要です。のどに痛みがあるときは、炎症を起こしている可能性から抗生物質が使われます。

ウイルスに打ち勝てば元に戻っていくため、休養も大切です。十分に栄養を取り体を休めれば、数日で元のように戻ります。注意点は発熱で、高熱が続く場合にはできるだけ早く解熱しなければいけません。さまざまな部分に影響を与える可能性があり、インフルエンザなどの疑いも出てきます。

花粉症でも風邪でものどは痛くなる

花粉症でも風邪でも、のどに痛みが出てくる可能性はゼロではありません。どちらも延焼を起こす可能性がありますが、そもそものプロセスが違います。

熱の有無や鼻水の状態などに気を付けたうえで判断することが大切です。どちらか判断がつかず、対処に迷うときには、自己判断せずにすぐに医師の診断を受けましょう。

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