「こんなはずじゃなかった…」
結婚前は一生涯を添い遂げる覚悟で結婚したはずだったのに、気づいた時には二人の関係は回復できないところまで行ってしまい、離婚することに…
一度人生をともに過ごすと決めたパートナーと離婚することはできることなら避けたいはず。
今回は離婚してしまう理由や離婚する夫婦の特徴、離婚しないために意識することについて紹介します。離婚しなくても済むように理由や原因について知っておきましょう。
目次
離婚してしまう理由は何が多い?
離婚してしまう理由にはどんなことが多いのでしょうか?離婚をしないためにはまず離婚する理由について知っておきましょう。
性格の不一致
離婚する原因として多いのが「性格の不一致」です。お互い育ってきた環境が異なるため、どうしても食い違うことがあります。理由はそれぞれですが、一緒に暮らすことさえ出来なくなってしまうところまで溝が生まれてしまうことがあります。
夫婦の間で多少のすれ違いが起きることは結婚前に理解しているはずです。それでも、性格の不一致が離婚を引き起こす原因の上位となっています。
生活習慣が合わない
性格と同じく、生活習慣が合わないことで徐々にストレスが増えてしまい離婚に至るケースもあります。
夜遅くまでゲームをしていたり、食べ方が汚いなど、独身時代に積み上げられた生活習慣が相手と合わないことが原因となってしまいます。
日常生活の些細なことが積み重なってストレスを抱えてしまうので、パートナーと話し合ってストレスの少ない環境を作ることが大切です。
不倫
自分の知らないところでパートナーが他の人とそういった時間を過ごしていることは想像しただけで憤りを覚えますよね。他の異性と関係を持ってしまう不倫は離婚をすることになってしまいます。
不倫のような不貞行為は、離婚するだけでなく裁判になるケースもあり厄介な問題です。一時の気の迷いで大切な結婚生活を棒に振らないように気をつけなければなりません。
暴力
パートナーの暴力が原因となって離婚してしまうケースも多いです。物理的な暴力は男性が女性にすることが多いですが、相手を言葉で気をつける精神的な暴力は女性からの場合もあります。
精神的な暴力の場合は、無意識のうちにしてしまっていることもあります。ある日突然離婚を告げられてしまうなんてことも…パートナーへの接し方はしっかりと考える必要があります。
お金の使い方が合わない
例外はありますが、結婚すると二人が稼いだお金を二人で使うことになります。パートナーとお金の使い方が合わないことで離婚になることがあります。
将来のために貯蓄しなければなりませんし、もしもパートナーが浪費家でどんどんとお金を使ってしまっては自分で働いたお金を使われかねません。
金銭感覚はできるだけ近い方が良いでしょう。
相手の親族との関係がうまくいかない
パートナーの親族や親戚との関係がうまくいかないことでの離婚もあります。いわゆる嫁姑問題をよく聞きますが、夫と妻の家族の不仲も少なくありません。
相手の親族との不仲は結果としてパートナーとの関係も悪化させてしまい離婚する原因となります。
離婚する夫婦に多い特徴
離婚の原因について紹介しましたが、離婚する夫婦の特徴はどういったものが多いのでしょうか?
コミュニケーション不足
離婚する夫婦の特徴で圧倒的に多いのがコミュニケーション不足です。お互いの意思疎通が不十分だと関係はどんどん悪化してしまいます。同じ空間にいることすら苦痛に感じるようになってしまうと離婚するしかないでしょう。
喧嘩をすることもあるかもしれませんが、次に同じ問題で喧嘩にならないような仲直りをする必要があります。
親族との親密すぎる
夫婦同士がコミュニケーションを取れていても、お互いの親族が介入してしまい関係がこじれてしまう夫婦も意外と多いのです。本来結婚は夫婦の問題ですが、親族との関係も避けることができません。
親族との関係が親密なのがは悪いことではありませんが、自分の両親との交流を大切にしすぎるとパートナーとの関係が希薄になってしまいます。親族との関係は夫も妻も気をつけなければならない問題です。
お互いを尊重できていない
夫婦のどちらかが相手を尊重できておらず、上下関係が生まれてしまうと離婚になってしまいます。これは結婚生活に限った話ではありませんが、人間関係を良好にするにはお互いが相手を尊重することが重要です。
パートナーを尊重できていない場合、夫婦のトラブルを相手のせいにしたり、本人や周りの人に悪態をつくなどして精神的な暴力を与えてしまうことがあります。
離婚の原因はお互いの問題の場合もありますが、自覚をしていない片方の問題である可能性もあるので十分気をつけましょう。
離婚しないためには?
最後に離婚しないためにできることを紹介します。夫婦生活を楽しく円満に過ごすための参考にしてみてください。
コミュニケーションをとる
夫婦は誰よりも一緒に過ごす時間が長いので、時間の経過につれてコミュニケーションが少なくなってしまいます。
「ここ治して欲しいけど、どうせ言っても直らないし。」と思ってしまうとどんどんとストレスを抱えることとなります。相手も同じことを考えているでしょう。
言い争いをする必要はありませんが、気になったことをそのままにせずに素直に伝えられる関係がベストです。時には喧嘩になってしまうかもしれませんが、それも必要な時間かもしれません。
まだ結婚してない人は、パートナーを選ぶ基準として自分の助言や注意に耳を傾けてくれることを考えてみてはいかがでしょうか?
将来像を共有する
パートナーと将来について話しているでしょうか?
離婚しないためにもパートナーと将来について話し合うことは大切です。どのような場所に住んで、どのくらい子供が欲しいのかなど、具体的に話して将来のビジョンを明確にしておきましょう。
お互いの将来へのギャップを無くすことで、お金の使い方や親戚との関わり方などがはっきりとしてくるはずです。
お互いを尊重する
当たり前のことですがお互いを尊重するということは意外と難しいものです。二人で過ごす時間が当たり前になってしまうと、自分では気づかないうちに相手を見下してしまうこともあるかもしれません。
大切なことは”自分と相手は全く違う”ということを常に念頭に置くことです。相手を尊重する心を忘れずにいられれば、些細なことでの言い争いは自然と減るはずです。
相手のことを尊重してコミュニケーションをたくさん取ろう
離婚をしないためにパートナーのことを尊重して、コミュニケーションをたくさん取りましょう。
相手の気になるところはきちんと意見することは大切ですが、そのときに相手を尊重する気持ちを忘れなければ言い争いになることはないでしょう。
また、自分が相手から直して欲しいところを意見されたときも、自分のために言ってくれているということに感謝して素直に意見を受け入れることが大切です。
相手のことを尊重して過ごすことができれば、毎日を円満に過ごすことができるはずです。