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ネズミを駆除するには?被害が拡大する前に対処すべき理由と方法を解説

人間よりもたくましく、世界中のあらゆるところに生息しているのがネズミです。環境に対する適応力の高さから、あらゆる場所で生活できるようになりました。学習能力も高いことから、危機に対して敏感で警戒心が強い生物です。

夜行性であり、昼間はほとんど見かけません実際に身近にいても気が付かないケースが増えていきます。かわいらしい表情をしていますが、病原菌や寄生虫を媒介することから、世界中で大きな被害を発生させた例も少なくありません。

人獣共通感染症であるペストが代表的で、ネズミを宿主としてノミやシラミを介して広がっていきました。ペストは黒死病と呼ばれ、非常に致死率の高い伝染病として世界各地で猛威を振るい恐れられたのです。

身近に存在するネズミの種類

ネズミにもさまざまな種類が存在し、住まいなど住居で見かけるタイプとして、クマネズミ、ドブネズミ、ハツカネズミがいます。

クマネズミは非常に大きな耳と長い尻尾を持っており、都会のビルでも見かける種類です。

天井裏や壁の間などで生息できるのも木登りが得意な種類でどこでも侵入していくだからです。このような行動から大胆にも見えますが、非常に警戒心が強く、なかなか姿を見せません。

ドブネズミは、クマネズミよりも一回り大きな個体で、公園などに生息しているタイプです。名前の通り下水などを住みかとしていますが、地面に穴を掘り生息するのが本来の性質です。キッチンなどに出没し被害を広げ、非常に攻撃的で凶暴な性格を持ちます。

ハツカネズミは、ほかの2種類とは違い灰色で小型のネズミです。大きくても10cmまでしか成長しません。本来は畑などで生息するネズミで、寒い時期だけ屋内に移ってきます。警戒心が強く、小型の個体で捕獲が難しい種類です。

ネズミが生息しやすい場所と痕跡

ネズミが発生しやすい条件はいろいろありますが、エサがあることが重要ポイントです。繁殖するための重要で、エサがなければネズミは居着きません。

エサがあるとともに、隠れられる場所が必要でそれが人間の住居なのです。警戒心が強く頭もいいネズミは、できるだけ姿を見せないように過ごします。天井裏などを住みかにする理由にもなるでしょう。

ネズミがいるかどうか、痕跡はいくつか見つかるはずです。天井裏を歩いている音が聞こえるのも生息の痕跡といえるでしょう。

ネズミも動物として、生息していれば大量の糞が残ります。これのような証拠をラットサインと呼びます。

ネズミの習性として、同じ経路を移動するのが重要です。このルートを見つけることがポイントですが、暗がりでもブラックライトを照らすと反応するのです。

ネズミの尿に含まれる物質がブラックライトで光るためで、ルートを見つけられると出入り口など生息パターンがわかります。頭がいいからこそ、この痕跡を見つけるのが大切なのです。

ネズミが引き起こす深刻な被害とは

ネズミの被害は、衛生面と経済面に分けられます。特に衛生面は、歴史の中でも大きな影響を与えてきましたが、今でも他人事ではありません。

衛生面での影響

衛生面として、病原菌を媒介する問題があります。ネズミ本体のみならず、ダニやノミなどの寄生虫が病原菌を広げる原因となるのです。

ダニやノミが広げた例がペストでした。これまではネズミが直接媒介していたと考えられていましたが、研究によりダニやノミが広げたことがわかっているのです。

食中毒を起こす菌をネズミが運んできたとして排泄物などが食品の近くにあれば、汚染される可能性が出てきます。ネズミが歩いただけでも衛生面で被害を広げる可能性があるのです。

経済面に派生する被害

ネズミはげっ歯類として、前歯が伸び続ける特徴を持っています。この前歯の成長を調節するためには、すり減らすために固いものをかじり続ける必要があるのです。

この修正で建物の柱や梁、家具、配線などかじって被害を広げます。かじりやすいサイズのものだけではなく、歯がかかるようなものは何でも対象とし、経済面で大きなダメージを与えます。

特に怖いのが配線へのダメージです。電気の配線をかじり、通電に問題が出るだけでは済みません。ショートして火事を引き起こす場合まであるのです。ネズミの存在を放置しているだけでこれだけ大きな被害を出す可能性があることを認識しなければいけないでしょう。

ネズミの予防法

ネズミが生息していなければ被害は発生しません。つまり、ネズミが住み着かない予防法が何よりも重要ポイントです。ネズミを駆除しても再び入られてしまう可能性があるのは、予防法がしっかりとしていないからと言えるでしょう。

侵入させない

ネズミは非常に小さな身体で、平たくなって狭いところでも入れる特徴を持っています。その隙間はわずか1.5cmあれば侵入できるといわれており、外部と繋がるわずかな隙間を残すだけで侵入される可能性があるのです。下水や排水も当然ですが、エアコンの配管の隙間や換気扇からでも進入します。

食べ物に接触させない

ネズミが侵入する理由のとして、食べ物が手に入ることが挙げられます。ハツカネズミのように越冬のために侵入するネズミもいますが、それも室内には冬場でもエサがあるからです。簡単に食品に接触できないようにするとともに、生ゴミなどをも隔離する必要があるでしょう。

自分でできるネズミの駆除と対策

侵入してしまったネズミに対応して、駆除対応する方法はいくつか挙げられます。ただし全てに効果があるわけではなく、全く効かないネズミがいることも理解しなければいけません。

ネズミが嫌がる忌避剤

これまでよく使われてきたのが、ネズミが嫌う臭いを含ませた忌避剤です。ネズミを追い出すときにも役立つもので、さまざまなタイプが作られてきました。一定期間効果をあげる方法として忌避剤は有効ですが、定期的に行わなければ効果をあげられないのが欠点です。

殺してしまう殺鼠剤

ネズミを直接駆除するのが殺鼠剤です。殺鼠剤にもいろいろな種類があり、エサとなるものに混ぜて食べさせるのが一般的です。

非常に毒性の強い薬剤を含むため、間違っても人間が口にしないように注意しなければいけません。特に子供やペットがいる家庭では注意が必要です。

殺鼠剤では人間がわかる場所で死ぬとは限らないことに注意しなければいけません。天井裏などで死んでしまうと、その事実に気が付かない可能性が出てきます。腐敗して悪臭を放つなど、別の被害を発生させる可能性が出てくるのです。

粘着シートで捕獲

ネズミを捕獲するための粘着シートも販売されています。ネズミの生息するコースがわかれば有効な方法で、非常に強力な粘着剤で捕獲する方法です。動けば動くほど絡まり、逃れられなくします。

ネズミは非常に頭がいい動物のため、粘着シートを避けて通ることもよくあります。コースをしぼりこみ、飛び越えられない工夫が必要です。

捕獲後はシートの上で死ぬことが多く、死んだ後にダニや病原菌を撒き散らします。定期的に観察しできるだけ早く処分しなければいけません。 

殺鼠剤に耐えられるスーパーラット

非常に大きな問題ですが、殺鼠剤が効かないスーパーラットと呼ばれるネズミが出てきています。ネズミが進化し対応力をつけてきた証拠です。

殺鼠剤は、ネズミの体内の血液を凝固させる方法です。スーパーラットはこの凝固剤に対して抵抗性を持ちました。これまでクマネズミがスーパーラットに変化したことが確認されていましたが、最近ではドブネズミまで抵抗性を持ち始めたことがわかっているのです。 

確実に駆除するには専門家の助けがいる

ネズミは非常に頭の良い動物で、罠を掛けても回避する能力を身につけます。ネズミ自身も生き物であり、生きるための方法として回避するのです。

どうしても追いかけっこになりやすい部分があるため、確実に駆除するためには専門家の知識や経験がなければ対応できないのです。

ネズミはさまざまな被害を与えます。その被害が大きくなり手が出せなくなる前に、専門家とともに駆除してしまいましょう。