「一生懸命ケアをしてるのに、お肌の調子が微妙…」そんな悩みをお持ちのあなた。実はそのケア方法、間違っているかもしれません!
お肌のためにと心掛けている習慣が、逆にお肌に悪影響を与えてしまうことがあるんです。
今回は、多くの方が誤解しがちなNG美容習慣をまとめました。身に覚えのある方は、すぐに改善した方が良いかも!?
目次
無意識にやってない?NGな美容習慣5選
「なんとなく」でついやってしまいがちなNG美容習慣、5つを紹介します。良かれと思ってやっていたことが、実は肌を傷めてしまっているかもしれませんよ。
1. 洗顔の時間が長い

普段、洗顔やクレンジングにどのくらいの時間をかけていますか?
長く洗えば毛穴のつまりや汚れがきれいになると思ってしまいますが、それは大きな間違い。実際は、洗顔時間が長ければ長いほど肌には負担なんです。
【洗顔の時間が長すぎるとどうなる?】
・肌のうるおいを奪い、乾燥肌に
・肌バリア機能が低下し、敏感肌に
・摩擦が原因でたるんでしまう
・毛穴が開いてしまう
洗顔やクレンジングの時間が長いと、肌トラブルの原因になってしまいます。
このようなトラブルを防ぐためにも、洗顔時間は適切な長さにすることが大切です。
【洗顔にかける正しい時間は?】
洗顔にかける正しい時間は、朝洗顔と夜洗顔で少し異なります。
・朝洗顔…15秒から30秒
夜の洗顔で汚れはほとんど落とせているので、就寝中に分泌された皮脂や、ほこりなどをさっと洗ってあげましょう。洗顔料をのせて15秒、あとの15秒ですすいでいくのが◎です。
・夜洗顔…クレンジング:60秒以内 洗顔:30秒~60秒
クレンジング、洗顔ともに各1分以内が理想とされています。汚れや不要な皮脂をていねいに洗い流すために、朝洗顔よりもやや長めにするのがgood。肌に洗顔料(クレンジング)をのせてから、すすぎ終わりまでを1分以内で行うように意識しましょう!
2. 熱いお湯で洗顔

洗顔する際、ついつい40℃以上のお湯を使っていませんか?熱めのお湯を使うと皮脂や汚れがすっきり落ちるような気がしますが、実はこちらもNGなんです!
【熱いお湯で洗顔するとお肌が荒れる?】
体温より熱いお湯はお肌に大きな負担をかけてしまいます。必要な皮脂やうるおいを奪い、肌の乾燥やトラブルにつながることも。
【洗顔にはぬるま湯が最適】
洗顔には、体温より少し低いくらいの32~34℃のぬるま湯を使うのが◎。「ちょっと冷たい?」と感じるくらいの温度がベストです。
寒い冬は熱めのお湯が恋しくなると思いますが、お肌のためにぐっと我慢しましょう!
3. 化粧水を大量に使う

「化粧水はたくさんつけるほどいい」というのも間違い。肌が吸収できる水分量は決まっているので、適量をこえて使ってもあまり意味がないんです。
【化粧水のつけすぎは逆効果?】
つけすぎた化粧水は肌に吸収されず、蒸発してしまいます。その際に、肌に必要なうるおいまで一緒に奪っていくことも。
また、適量以上の化粧水をつけることで、肌がふやけた状態に。一見するとうるおっているようですが、実は肌バリア機能が低下し、水分が蒸発しやすくなってしまっているんです。
【化粧水の適量の目安】
化粧水の適量の目安は、おおよそ500円玉くらいとされています。乾燥が気になる部分には、少しずつ重ねづけするのが◎。化粧水がなじんだら、乳液やクリームでしっかりふたをしてあげましょう。
4. シミができてから美白化粧品を使う

「シミ発見!」とあわてて美白化粧品を使い始めるのも、残念ながら×。シミ対策のスキンケア用品は、シミを「予防」するものがほとんどなんです。
【美白化粧品でシミを薄くするのは難しい?】
できてしまったシミに関しては、化粧品で薄くするのは難しいとされています。どうしてもシミを消したい場合は、医薬品や美容皮膚科などに頼るのもいいかもしれません。
【美白は継続するのが大切】
できてしまったシミを自力で消すのは難しいですが、予防することは可能です。毎日欠かさず紫外線対策をして、シミを増やさないよう美白化粧水を使用するのがおすすめです。
一カ月や二カ月の短い期間では効果が実感できないかもしれませんが、一年後の肌はきっと変わってくるはずですよ!
5. ながら美顔ローラー

コロコロするだけで顔が引き締まる!?と話題の美顔ローラー。テレビを見ながら、入浴しながら、ダラダラコロコロしていませんか?
実はそれもNG!当てはまる方、今すぐコロコロする手を止めてください。
【美顔ローラーを長時間使うのはダメ?】
使用推奨時間をこえて長時間使うことは絶対にやめましょう。また、強い力を加えたり、乾いたお肌にコロコロしたりするのも×。肌にダメージを与え、しわやたるみ、シミなどの原因になってしまいます。
【美顔ローラーの正しい使い方】
美顔ローラーを使う際は、一日数分にとどめましょう。皮膚が動かないくらいの力で優しく動かすのが◎です。使用する前に必ず保湿をし、肌のすべりをよくしてくださいね。
動かす方向は、顔の内側から外側、下側から上側へと一方向で。リンパの流れに沿って動かすのが正解です。
まとめ

スキンケアの効果が出ないのは、ついついやってしまう間違った習慣のせいかもしれません。当てはまってしまった人はさっそく今夜から、正しい美容習慣に直していきましょう。
自分に合った正しい習慣を身につければ、憧れの美肌も夢ではないかもしれませんよ♪