知らないと損するかも!?給与から控除されるもの

会社から給与を貰った際に、何でこんなに振り込まれている金額が少ないのかと疑問を感じた経験がある人は多いでしょう。

そこで給料明細を確認すると何かしらの理由で所得金額が引かれていますが、それぞれの理由の意味が理解できていない人が大半のはずです。

そこで本記事では、給与から控除されているお金について徹底解説しました。自分の所得と大きく関係する部分になるので、会社員は絶対に確認しておきましょう。

意外と見落としがちな、給与から控除されるお金についてお話します 

それでは、皆さんの所得から控除されているお金について詳しく解説していきます。

これから紹介する控除によって、あなたの給料から多くのお金が引かれ、最終的に手元に入ってくる収入が少なくなっています。

法定控除とは? 

あなたの給料から控除されているお金を確認する前に、絶対に知っておくべき「法定控除」という言葉の意味を理解しておきましょう。

法定控除とは、「給与から控除が認められているお金」を意味します。

現在は、「税金」と「社会保険料」が法定控除として定められていて、給与から引かれている状態です。

それでは、法定控除で定められている「税金」と「社会保険料」をそれぞれ詳しく解説していきます。

住民税 

住民税とは、「都道府県民税」と「市町村民税」のことを指します。

基本的に住民税は、社会の教育や福祉等に利用するようです。他にもゴミ処理や救急など市民が公共サービスを利用する際に発生する費用に使われます。

給料から住民税が引かれている場合は、公共サービスで活用されていると覚えておきましょう。

源泉所得税 

源泉所得税は、収入に対して支払う税金になります。

収入が多くなるほど支払う税金も増えていくので、高所得者は節税対策が必須と言えるでしょう。

4000万円の所得を超えると税率が45%と半分近く取られるなど、所得税は収入を減らす大きな要因になっています。

源泉所得税を抑えたいのであれば、何かしらの節税対策を行うようにしましょう。

健康保険料 

健康保険料は、病院などを利用する際に医療費の負担を軽くする為の保険料になります。

例えば、健康保険に加入していれば自分の負担額は3割になりますが、加入していないと全額自己負担することになります。

病院に行く機会がないと考えて支払いをしない人も一定数は存在しますが、万が一の事態になった際に、大きな金額を請求され支払えないと後悔する人も多いです。

健康に生活をしていく為にも、健康保険料は絶対に支払っておくべきだと言えるでしょう。

また支払いをしなければ財産の差し押さえなど最悪の事態になる場合もあるので、絶対に払っておくようにして下さい。延滞した際の罰金も多くなります。

雇用保険料 

雇用保険料とめることができるのかは失業や育児、介護休業をした際に、収入を補う為の保険料になります。

例えば、会社が倒産してしまった場合、次の職場を見つけるまで働くことができないので生活が苦しくなる可能性があります。そのような場合に雇用保険料をしっかりと支払っておけば、一定の金額を得ることが可能です。

他にも子供が産まれて育児をしなければいけないにも拘らず、出費は増えるので夫の稼ぎだけでは生活が苦しいと悩む家庭も多いです。そのような場合に妻が雇用保険料を支払っていれば、一定の額が支給されるので家計を楽にすることができます。

雇用保険料は、急な事態に備えて必要な保険料だと覚えておきましょう。

介護保険料 

介護保険料とは、介護が必要な人が自立した生活を送るために、社会全体で支えていく仕組みを作る際に必要になる保険料になります。

簡単に要約すると、介護が必要な老人を助けるために必要なお金だと理解しておけば良いです。

介護保険料で懸念されているのは、これから保険料が少しづつ高くなっていくという点になります。

日本は少子高齢化の時代になっていて、これから老人は増えていくにも拘らず、なかなか子供が産まれないという現象が起きています。

その為、増えていく老人をサポートする際に、少ない働き手の介護保険料を高くしなければ、支えることができなくなっていくと予測されています。

これから介護保険が高くなっていくのは確実だと言えるので、さらに収入が減るという覚悟は持っておかなければいけません。

厚生年金保険料 

厚生年金保険料とは、老齢や障害によって収入を得るのが難しくなった場合や、残された遺族に支給する為に必要な保険料になります。

例えば、家族を支えていた夫が急に亡くなって、生活するために必要な収入が得られなくなる場合があります。その際に、厚生年金保険料を支払っておけば、国から一定額の支給を得ることが可能です。

まとめ

本記事では、給与から控除されているお金について徹底解説していきました。

様々な控除があって収入は減っていますが、自分に何かあった時の場合や、社会を助ける為には必要なお金だと覚えておきましょう。


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