離婚した男性に楽しい未来はあるのか?離婚男性のメリット・デメリットを紹介

現在、日本の離婚率は35パーセントで、 近年では離婚する夫婦はさほど珍しくはありません。とはいえ離婚には、まだまだネガティブなイメージが付きまとっています。 

確かに離婚には大きな精神的負荷と労力がかかります。また財産分与などによって資産も減る可能性がありますし、子供がいた場合には親権の問題もあります。

しかし、離婚をクリアすればそこからは新たな独身生活のスタートです。 今回の記事は離婚に悩む男性にとって参考になる離婚のメリット・デメリットについて詳しく解説していきたいと思います。 

目次

夫が妻と離婚するメリットとは?

ここからは、具体的に男性(夫)が妻と離婚するメリットについて具体的に解説していきます

メリット1 大黒柱の重圧から解放される

なんといっても男性が離婚した場合の最大のメリットは、家庭の大黒柱という重圧から解放されることでしょう。 

共働きの場合はさほどのプレッシャーは感じないと思いますが、妻が専業主婦の家庭の場合は大きな重責がかかってきます。家庭の経済的な基盤はすべて男性の収入にのしかかり、 毎月生活していけるだけの収入を家庭に入れることが必須となります。

仕事でトラブルがあったり、 問題を抱えたりして転職を考えたとしても、安定した収入の保証がない限り妻が転職を許さない場合が多いでしょう。 

結婚した男性に妻が経済力を求めるのは至極当然であり、 経済的な大黒柱になるのは当たり前であるという風潮が、大きなプレッシャーとなります。たとえ働いている会社がブラック企業であっても、妻子を養うことを考えたら簡単に会社をやめることはできないのです。

しかし、離婚すればそういった一切のプレッシャーから解放されます。 そして希望に満ちた新たな生活をスタートできるのです。

メリット2 自分が使えるお金が増える

2つ目のメリットとしては、「自分が自由にお金を使える生活になる」ということです。これは当たり前と言えば当たり前ですが、結婚している時の給料はほぼ家計を支えるためにあり、 月の小遣いの数万円が自分の自由なお金というパターンが一般的でしょう。

シンプルに考えれば独身になったのだから当然の話なのですが、 結婚している時の自由になる金が数万円だったのに対し、離婚後は月収をすべて自由に使える生活環境になるわけです。 

結婚生活中は、「 趣味やコレクションにもっとお金を注ぎたい!」 と思っても妻の手前、じっと我慢の 生活を強いられている方が多いのではないでしょうか? 

離婚すればそういった 理不尽な生活とはおさらばして、 お金は自分の思う通りに使える「金銭的に自由な身分」になれるのです。

メリット3 新しい出会いが増えてモテる

離婚すれば自由に恋愛ができるようになります。 結婚している時でも素敵な女性に出会うことははるとは思いますが、実際に付き合えば不倫とみなされ、 妻に訴えられれば慰謝料を支払うことにもなりかねません。

不倫の慰謝料の相場は50万円~300万円程度です。不倫は大きなリスクが伴うだけでなく、社会的な信用も下がります。

独身になれば 新しい出会いを求めて積極的に動くことができます。 年齢が40代を超えていたとしても、現在では大きなリスクにはなりません。 むしろずっと独身を貫き通してきた中年男性よりも、バツイチの中年男性の方がモテる傾向にあります。

再婚を考えた時、自分がバツイチであることが初婚の女性に嫌われる要因になるのではないかと懸念する方が多いですが、 特に心配する必要はありません。

最近ではバツイチは珍しいことではなく、 出会いや婚活系の市場ではバツイチ限定の婚活パーティーがあるほどです。 

よく「バツイチの女性はモテる」と言いますがバツイチの男性も然りです。 怖気ずかずに積極的に行動すれば、 新しい恋愛をスタートすることができるでしょう。

夫が妻と離婚するデメリットとは

ここからは、具体的に男性(夫)が妻と離婚するデメリットについて具体的に解説していきます

デメリット1 1人で全ての家事をこなさなければならない

離婚した男性が実家に帰らず一人暮らしをする場合は、全ての家事を一人でこなさなければなりません。 しかし、仕事をしながら 掃除や洗濯、料理など家事の全てをこなすとなるとかなりハードになるでしょう。

若い頃に単身赴任などで1人暮らしの生活経験がある男性ならまだ良いですが、家事経験など全く無く、一切の家事を妻に任せきりだった男性にとっては、まず不可能に近いことかもしれません。

男性の家事経験値によりますが、1人で全ての家事をこなさなければならないのは、離婚後の生活の大きなデメリットでしょう。

デメリット2 子供に会えなくなる可能性がある

離婚の時にお子さんがいらして妻側に引き取られた場合でも、父親が子供と面会交流を行うのは、非親権者である父親と、お子さんの権利です。

しかし、お子さんが面会することを強く拒否しているなど、何らかの事情で面会交流を認めてもらえないケースがあります。 そうなると子供に会えなくなる可能性があります。

また、面会交流の取り決めがあったとしても、 ほとんどの場合で時間経過とともに会う回数が減っていくことが多いです。子供は見ないうちにあっという間に大きく成長します。 その間子供に自由に会えないのは、大きなデメリットと言えるでしょう。

デメリット3 孤独に悩まされる

結婚生活はもちろん大変ですが、妻と仲良く過ごしていた時は子供も含めた家族団欒の生活があったと思います。 家族で過ごした楽しい思い出は、離婚した後でもしっかりと記憶に残っているはずです。

しかし、離婚後はどうでしょう。 しばらくの間は、解放感も相まって楽しく生活していけるでしょうが、 時間の経過とともに孤独感を痛烈に感じる場合もあります。 仕事が終わって誰もいない真っ暗な部屋に帰ることが、かなり精神的なダメージになる方もいるでしょう。

寂しさを紛らわすために学生時代の友達や職場の同僚を誘っても、ほとんどの人が結婚して家庭を持っているため、バツイチ男性の誘いに毎回乗ってくれるとは限りません。 結局1人寂しく過ごす可能性を考えざるを得ません。

離婚後の男性の生活を襲う孤独感は、 多くの離婚した男性が悩まされる問題のひとつです。

離婚後のメリットとデメリットを十分考慮してから離婚を決めよう!

本記事では、男性が離婚する際のメリットとデメリットについて解説してきました。 離婚を考えている方は、「とにかく早く離婚したい」と気持ちを焦らせていると思いますが、そこでよく考えて欲しいのです。

離婚した時にデメリット以上のメリットは得られるでしょうか?本記事の内容を参考にゆっくりと考えてみてください。

そしてもし、離婚という気持ちが少し遠ざかったなら、夫婦でもう一度話し合う場を設けてみましょう。もしかしたら違った展開になっているかもしれません。
いずれにしろ、離婚というのは大きな決断です。想像力を働かせて離婚後のメリットとデメリット を考えて、慎重に決断しましょう。


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