パートナーが不倫しているという確証を持っているにもかかわらず、証拠がないと悩んでいる人は多いでしょう。
また、そもそも何故証拠を集めなければいけないのか? 疑問を抱いている人も多いはずです。
そこで本記事では、不倫の証拠が必要な理由や、どのようなものであれば不倫の証拠になるのかについて徹底解説しました。それだけでなく、不倫の証拠が見つからない場合の対処法についてもまとめています。
目次
不倫の証拠はなぜ必要か
不倫の証拠を集めなければ、パートナーが不倫をしているという事実を判断することができません。
例えば離婚調停などを行う際に、確実にパートナーが不倫している確証があったとしても、証拠がなければ慰謝料の請求などを行うのは難しいです。
また、そもそもパートナーから不倫したという自白を取ることができないので、離婚を求めることもできないでしょう。
しっかりとパートナーが不倫している確証を得るためにも、証拠は集めなければいけません。
証拠集めの方法
それでは、どのようにして証拠を集めれば良いのか具体的な方法を紹介していきます。
尾行・追跡
尾行や追跡でパートナーの行動を監視すれば、不倫現場を抑えることができるでしょう。
しかしながら、尾行や追跡は自分の時間が奪われるだけでなく、パートナーにバレる可能性があるので注意が必要です。
車の利用状況
車の利用状況を確認できるのであれば、どこに駐車しているのか確認してみましょう。
例えば、誰か知らない人の家に何度も駐車している場合や、ラブホテルなどに駐車している場合は不倫している可能性が高いと判断することが可能です。
録音
部屋に録音レーダーを付けておくことで、パートナーと不倫相手の電話の会話などを把握することができます。
もちろん録音だけで証拠にするのは難しいですが、そこで不倫していると断定できれば、次に確実となる証拠を集めるために動くことが可能です。
キャッシュカード
キャッシュカードの利用履歴を確認すると、何にお金を使っているのか把握することができます。
利用履歴を確認してラブホテルの支払いなどが行われていれば、不倫していると判断することが可能です。
証拠はこれだ!
それでは、どのようなものであれば証拠として判断されるのか紹介していきます。
ムービー、写真
不倫相手とのムービーや写真がパートナーの携帯から出てきたら、不倫していると判断することができます。
しかしながら、パートナーが携帯を見せてくれないと悩んでいる人も多いはずです。
そのような場合は、探偵などに調査を依頼してパートナーと不倫相手が密会している写真を確保するのも選択肢の1つでしょう。
性行為に使用する道具
性行為に使用する道具を見つけることができれば、検査機関で誰の体液が付着しているのか、調べて証拠として提出することができます。
もしパートナーから性行為で使用する道具が見つかった場合は、しっかりと保管して早く検査することをおすすめします。
メールやチャット
メールやチャットで不倫相手と明らかに恋愛関係がある内容のやり取りが行われている場合は、証拠として判断されます。
しかしながら、メールやチャットは簡単に消すことができるので、証拠として提出する前にパートナーが隠蔽するかもしれません。
しっかりとメールやチャットで浮気の証拠を掴んだのであれば、スクリーンショットなどで保管しておきましょう。
浮気を認めたデータ
パートナーが浮気を認めたのであれば、データで保存しておかなければいけません。
例えば、浮気を認めた際のやり取りを録音しておくなどです。
浮気を認めていたにもかかわらず、慰謝料を恐れて離婚調停では嘘をつく可能性も十分に考えられます。しっかりと浮気を認めたデータを保管して、証拠として提出できるようにして下さい。
第3者の証言
第3者の証言も、重要な証拠として扱われることになります。
例えば探偵会社からパートナーが不倫相手と、どこで何をしていたのか? 証言を得ることができれば、十分に証拠として判断されます。
注意点としては、第3者の証言だけだと証拠としては弱いので、違う証拠も用意しておいた方が良いです。
証拠が見つからない!?そんな時は
もし証拠を見つけることができない場合は、これから紹介する方法でパートナーを調べましょう。
探偵に依頼
探偵に依頼するとパートナーを尾行することになるので、不倫している場合は確実に証拠を確保することができます。
しかしながら、調査費用が高くなるので、予算に余裕がないのであれば自分で尾行するのも選択肢の1つです。
弁護士に相談
もしパートナーが不倫をしている場合は離婚すると決めているのであれば、弁護士に依頼しても良いです。
弁護士であれば不倫調査から離婚調停までをトータルでサポートできるので、自分が何もしなくても離婚することができます。
慰謝料の請求なども依頼できるので、離婚を考えているのであれば弁護士が良いでしょう。
これはしたらダメ!注意点も重要
それでは、証拠を集める上で絶対にやってはいけない行為についても紹介していきます。
捏造しない
証拠を捏造して離婚や慰謝料を求めようと考える人もいますが、犯罪行為になって逆に慰謝料を請求されるなどのリスクがあるので注意して下さい。
証拠を押さえられなくて悩んでいる場合でも、捏造するのではなく探偵会社などに依頼することをおすすめします。
加工もダメ
写真を加工して誇張するのも絶対に辞めて下さい。
どれだけ綺麗に加工してもバレるので、撮った画像をそのまま証拠として提出しなければいけません。自分が持っている画像では不倫している証拠として判断されない場合は、違う証拠を探しましょう。
住居侵入や盗聴、盗撮
勝手にパートナーの不倫相手の家に侵入したり、盗聴・盗撮などの行為をしてしまうと犯罪行為になるので絶対に辞めて下さい。
家に入るだけの画像でも十分に証拠として判断されるので、犯罪をしてまで証拠を集めに行くリスクは取らないほうが良いでしょう。
まとめ
本記事では、不倫の証拠が必要な理由や、どのようなものであれば不倫の証拠になるのか、不倫の証拠が見つからない場合の対処法について解説しました。
不倫の証拠を見つけるのが難しい場合は、弁護士や探偵に業務を依頼しましょう。
犯罪行為を犯してまで証拠を自ら確保しようとする人もいますが、逆に慰謝料を請求されたり、最悪の場合は警察に捕まるので絶対に辞めて下さい。